決まって「セリ」が入るのが特徴です。
青森は日々、寒くなってきました。
山々の紅葉も見頃のピークが過ぎ、日に日に冬の訪れを感じ始めてきました。
日中は、上着一枚で過ごしてもOKですが、朝晩は冷え込むことが多くなってきました。
こんな季節になってくると、恋しいのは温かいお鍋のようなもの。
本日の「青森ランチ」は、青森市の鍋焼きうどんです。
蕎麦処 佐藤
青森市では、「佐藤のなべやき」で通じる人たちが結構います。
「佐藤」はそば・うどん・ラーメンのお店です。
夏はラーメン。そして冬は「なべやき」なのです。
昆布の利いたおだしに2種類のてんぷら。かまぼこ類が入り、たっぷりのねぎと、そしてセリ。
特にごぼう天が溶け出すごとに、おだしがどんどんおいしくなっていきます。
卵は別注文ですが、常連がかけ声のように「なべたま~っ!」と言っては席につきます。
まさに横綱級のしっかりとしたおいしいランチがいただけます。
そして、前回塩ワンタン麺でも登場した「千成(せんなり)」
この季節になると、塩ワンタン麺にしようか、鍋焼きうどんにしようかホント迷います。
青森市の中心ストリート新町通りに面しているこちらは、甘味処。千成の鍋焼きうどんは、もちろん「もち」入りです。
最後にいただくと、しっとりしたおもちに鍋焼きうどんのいろいろな具材からしみ出たおだしがからまり、フィニッシュまでうれしくなります。
セリはくたくたに煮込んであり、あの独特な風味は半減されていますので、気になる方でもOKです。
まだまだ尽きない「鍋焼き」ばなしですが、青森駅からほんの数分の地域から2つご紹介しました。 byなおき
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