まるごと青森

青森県北浜のホッキ貝 解禁しました!

青森県北浜のホッキ貝 解禁しました!

特産品・お土産 | 2005-12-26 17:41

ホタテが貝の王様なら、ホッキ貝は女王様!

青森県北浜のホッキ貝 解禁しました!

青森県側太平洋、12月1日からいよいよホッキ貝漁が解禁しました。

「ホッキ貝」というのは通称で、正式名称は 「ウバガイ」 。
ハマグリを大きくしたような、重厚で、丸みをおびた二枚の貝殻が特徴です。
冷たい海水を好み、鹿島灘以北から北海道にかけての浅海の砂底に生息しています。
北海道で「北寄」と呼ばれていたのが、商品の流通の広がりと共にホッキ(北寄)貝となったようです。

ほっき貝の寿命はな、なんと「30年」と言われています。
こんな長寿の貝だから「姥(うば)貝」と言われたのでしょうか。
だからこそ、成長も遅く、殻長が7cmになるのにも10年近くかかるようです。

ほっき貝の足の部分(△の部分)は、生の状態では「紫色」、熱を加えたり酢で締めると「桃色」になります。
シコシコした歯ざわりと、独特なミルクのような甘味を持ち、寿司ネタとしても扱われています。
ほっき貝の産地としては、北海道が有名ですが、築地では三陸沖で取れるものが上品とされているらしいです。

その三陸産と言われる中心が三沢市・百石町を含む、北浜海域。
12月から3月までが漁期です。
カナダ等からの大量に輸入される冷凍むき身が主流の中で、養殖できない貴重な天然ほっき貝こそ、産地でたらふく食べたいところです。

ほっき貝料理で衆目の一致するところは、バター焼きのようですが、産地で捕れ捕れをたっぷりといただきたいなら、しゃぶしゃぶやお刺身です。
もちろんお刺身で十分いただけるほどの貝をさっと湯で引くと、ピンク色に変わり始めます。熱をちょっと加えるだけで、ほっき貝の独特な甘味が凝縮され、コリコリシコシコが強まっていきます。

お皿にはほっき貝のヒモ、そして貝柱もあります。
こちらは湯引きを強めにして、コリコリ感とうまみを楽しみたいところです。

3月までのお楽しみの本番は、これから!
地元では産地値段で1個、100円ほど。
箱買いしたくなります。  byなおき

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

郷土料理三味線ご当地蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アートアウトドアツアー歴史・文化紅葉新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館自然アートランチライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然グルメ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀食堂ブナコ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣りヒバ津軽八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳鉄道青森岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜りんご三内丸山遺跡白神山地毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食ねぶた・ねぷた奥入瀬渓流絶景太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能果物山菜・きのこウニ温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶりカフェ・レストラン米・パン・穀物津軽海峡自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物お酒寿司白神山地周辺津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメラーメン野菜居酒屋・バーカレー缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理スイーツ魚介種差海岸まつりカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンまち歩き肉・卵十和田湖アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACO白神山地体験レポート伝統工芸田んぼアートマグロお土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし青森県

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ