そば処 田や
下北郡東通村は、そばの作付、生産量を増やすなどそばの振興に力を入れています。
東通村でも特に海に接していない内陸部分の地域では、昔からそばは欠かせないものだったそうです。
その中でも、そばと地元の豊富な食材を組み合わせて、地域振興を図ろうと、14年8月に開店したのが田屋地区にある「田や」です。
お店は、大きな小学校に統合されて廃校となった小学校の教員住宅。
この住宅をリフォームし、カウンターやテーブルを入れ、調理場を入れ今の形になったのだそうです。
リフォームやテーブルに使われたのは、地元産のすぎ間伐材等。
料理に使われるそば粉はもちろん、天ぷら、だし等の食材も可能な限り地産地消です。
そばはつなぎなし。そば粉十割の手打ち。
かえしをつくり、そばはもちろん、たれまで本格的なこだわりを持っています。
「挽きたて、打ち立ち、茹で立て」で、そばが「立つ」んです。
香りが立つ、食感が立つ。
少しずつ食べようと思って付けた箸でしたが、少しが少しを呼び・・・、「この香りは!」「この食感は!」とうまいうまい、いいながら食べていたら、あっという間にざるの上は空っぽ。
もの凄いスピードで完食でした。
「田や」は、何と言っても混むのが「夏」。
一つ一つに手間をかけて作ることから、お客様が増えると料理が出てくるのが遅くなるのだとか。
こんなこともあって、そばかりんとうをテーブルの上に置いて、食べながらお待ちいただいているところも、温かさを感じます。
春の山菜の頃にぜひ頼みたいのが、天ぷらそば。
時期時期に獲れる山菜が楽しめます。
たくさん山菜が採れたときには、山盛りの天ぷらになることもあるんだとか・・。
次はぜったい「春」も行きます!
※カリッカリのそば餅にじゅね味噌
びっくりするほどおいしいです。 byなおき
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