「煮卵」 30円
JR陸奥湊駅の山手に位置する白銀町。
ここは浜を相手に仕事する方々の多い街です。
沖野商店もその一つ。
御歳80才を越えた清吉さんは、50歳になるまで船に乗り、漁をしてきた「ハマ」の男です。
だからこそ頭に巻いたタオルがキマっています。
船を降りた清吉さんがそのあと30年作り続けているのがこの「煮卵」。
味の研究を続け、煮干しと昆布とお醤油で甘辛に煮上げ、それでいてゆで卵のままの柔らかさがなくならないように仕上げたおいしいあまじょうゆの煮たまごです。
「豚の角煮に入ったゆで卵」だけがそこにある、そんな感じです。
鶏卵でもSサイズという小さな卵を使うのでホント一口サイズ。
一日に仕上げる量は、なんと1,000個にもなります。
一つ一つを丁寧に殻むきした手づくりの商品です。
1つ30円。
お店に行けば、できたてのアツアツを食べられるかも。
アツアツがあるときは、ビニール袋におつゆも一緒に入れてくれます。
熱くて熱くて、もう堪りません、っていう程のアツアツです。
陸奥湊の市場では、4個入りパックの商品を見つけることができます。
場所は、湊中学校と工大一高の間のあたり。
30円でホントおいしい食べ歩きができます!
なおき。
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