カシスは日本語でいうと「黒房すぐり」。
このブログでも、青森市で日本一生産が多いことを紹介しています。
弘前市の道の駅「サンフェスタ石川」で思わず購入したのが
「ルバーブ」と「カシス」のジャム。
商品名は『ルバーブと黒房すぐりジャム』です。
作っているのは、平川市にある青森県立柏木農業高校です。
「ルバーブ」は皆さまご存知でしたか?
シベリア原産の多年草。タデ科の薬草「ダイオウ」の仲間だそうです。
葉と茎の形はフキに似て、赤い茎の部分を食べます。
私は「ヨーロッパで、茎をジャムやパイにする甘酸っぱい野菜」という知識は
あったものの、実際食べたことはありませんでした。
このジャムのラベルには、「ルバーブは大変生命力豊かな植物であり、
漢方薬にもいいと言われ、すばらしい健康食品で・・・」などと書いてあります。
薬草「ダイオウ」の仲間なら、そういう効果もあるのでしょうね。
カシスも「仮性近視を改善する」「血行を良くして目の下のくまをとる」など健康効果が報告されていますから、それにルバーブの効果も加われば、
最強のジャムですね。
でも、健康に効果があるのは、もちろんありがたいのですが、
それよりもなによりも「おいしい」のですよ!
ルバーブとカシスの割合が、どのくらいなのかわかりませんが、
ジャムの色はいちごジャムみたいな赤で、ルバーブのものと思われる繊維が
ちょっとだけ見えます。食べたときには、全然気になりません。
味は、カシスだけのジャムよりも甘さが軽くて、酸味も柔らかい感じがします。
ルバーブとカシス、それぞれの酸味がうまく調和しているのでしょうか?
黙って出されたら「いちごジャムみたいな色だけど、イチゴじゃなくて
なんの果物かわからないけど、甘酸っぱくておいしいジャム」って思うかな。
それにしても「ルバーブ&カシス」、この組み合わせでジャムを作った、
柏木農業高校の皆さんのセンスに脱帽です。すばらしい!!
柏木農業高校では、カシスだけのジャムも作っていて、
こちらも、友人にお土産にあげたら、大好評でしたよ。
他に「鶏みそ」や「スッポンみそ」などの缶詰も作っているようです。
東京在住の私は、なかなか簡単に買いに行けないので
機会があったら、全種類買って帰りたいと思う今日この頃です。
「ルバーブと黒房すぐりジャム」も、もうすぐなくなる・・・
byひろぽん
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