バナナ?青森の?
青森で”バナナ”といえば、
まずは津軽の銘菓「バナナ最中」を思い浮かべるのが普通です・・・よね?
旭松堂の「バナナ最中」、甘榮堂の「芳香バナナ」、菓子司いなみやの「バナナ菓子」など、
いくつかの和菓子店が自慢のバナナ最中を販売しています。
さっくりとした軽い食感とバナナの芳香ただよう餡のおいしさは、食べてみないとわかりませんよ~。
さて、本物のバナナは、熱帯アジア、インド、マレーシアあたりが原産といわれる大型の草本です。日本では栽培が難しいので、年間10万トンもの生果が輸入されているといいます。
そのバナナが、なんと八戸市に隣接するおいらせ町で栽培されていました。
観賞用、展示用に栽培されるバナナだったら決して珍しくはありませんが、
ここでは、販売することを目的に、本気でバナナをつくっているのです。
寒くっても大丈夫?そのバナナおいしいの?
完熟したおいしいバナナを食べたいという一心でバナナ栽培を始めた苫米地さんに聞いたところ、返ってきた答えは、「甘すぎて、1本でも飽ぎるくらい」!
高級と評される外国産のバナナは、
だいたいが高原地帯で栽培される高原バナナですよね。
ここおいらせ町の緯度は、その高原地帯に近い寒暖の差をつくり出しているのだとか。
寒暖の差が大きいため、夜間の養分損失が少なく、
熟成に時間がかかるため、しっかりと甘味がのるのだといいます。
まだ食べたことがないので真偽のほどはわかりませんが(笑)、
この青森で、本気でバナナをつくろうとする心意気がすごいです。
一度食べてみたい人は、
イオン下田ショッピングセンターから車で約8分の「アグリの里おいらせ」までどうぞ。
※収穫まで間隔があいたり売り切れとなっている場合がありますから、バナナをご希望の際は、事前にお店に確認してみてくださいね。
by 義人
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