まるごと青森

青森のりんご酒「シードル」

青森のりんご酒「シードル」

特産品・お土産 | 2007-04-20 08:41

お酒を飲む機会が増える花見シーズンを目前にして、青森からおいしいシードルが誕生しました。
シードル発売50周年を記念してニッカウヰスキー弘前工場が特別に醸造した『シードル・紅玉リンゴ(50周年限定醸造)』です。

えっ?ニッカのシードルって50年前からあったの?
そう思った方もいると思いますが、
青森県におけるりんご酒の歴史は案外古いんですよ。

明治時代末期から大正初めにかけて、
弘前市の松木合資会社が、
酒造のかたわらりんごブランデーの醸造を始めたのがりんご酒づくりの最初で、
昭和初期には、旧平賀町の竹舘産業組合がりんごのシャンパンづくりに取り組んでいます。
それらの取り組みは、世界的な経済恐慌のあおりをうけ、結局失敗に終わったのですが、
その後、昭和29年に弘前市の日本酒醸造会社がアサヒビールと提携して朝日シードル㈱を設立し、同31年からシードルの生産(発売は32年)を開始しました。

青森のりんご酒「シードル」

シードルとは簡単に言うと「りんごの果汁を樽で自然発酵させて造る微発泡性りんご酒」のこと。
朝日シードルを引き継いだニッカウヰスキー(弘前工場)は、昔ながらの製法と天然酵母を守りながら、津軽で栽培された「ふじ」を主原料とし、砂糖も水も、さらに熱さえも加えないりんご100%のフレッシュなシードルをつくり続けてきたのです。

シードル発売50年を記念してつくられたこのシードルは、
シードルが誕生した当時に使用されていた「紅玉」が原料です。
飲めばなるほど紅玉の風味。従来のシードルとはひと味もふた味も違う酸味で、とってもさわやかな後味を楽しむことができます。

値段は360ミリリットルで480円(税別)。少し高めですが、何と言っても限定販売ですから、なくなる前に是非どうぞ!(笑)
by 義人

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

果物山菜・きのこウニ温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶりカフェ・レストラン米・パン・穀物津軽海峡自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物お酒寿司白神山地周辺津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメラーメン野菜居酒屋・バーカレー缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理スイーツ魚介種差海岸まつりカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンまち歩き肉・卵十和田湖アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACO白神山地体験レポート伝統工芸田んぼアートマグロお土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし青森県郷土料理三味線ご当地蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アートアウトドアツアー歴史・文化紅葉新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館自然アートランチライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然グルメ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀食堂ブナコ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣りヒバ津軽八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳鉄道青森岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜りんご三内丸山遺跡白神山地毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食ねぶた・ねぷた奥入瀬渓流絶景太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ