まるごと青森

野辺地町の「葉付きこかぶ」

日本一おいしい?野辺地町の「葉付きこかぶ」

特産品・お土産 | 2007-05-29 15:42

春の一大行事「田植え」も先週末でほぼ終わり、
いよいよ本格的な農作物シーズンが始まりました。

スーパーの青果売り場には、
葉物類を中心とした地場野菜がすでに並べられていますが、
今回紹介したいのは、ここ数日間で出回るようになったおいしい野菜、
野辺地町特産の「葉付きこかぶ」です。

野辺地町の「葉付きこかぶ」

意外と知られていないのですが青森は全国有数のカブ産地。
平成17年の収穫量は全国第3位なんですよ。
冷涼な気候下でつくられる青森のこかぶは、皮がうすく、やわらかいのがウリで、
その中でも最高の評価を得ているのが野辺地町の「葉付きこかぶ」なのです。

野辺地町の「葉付きこかぶ」

野辺地町がこかぶ栽培に取り組むことになったきっかけは昭和55年の冷害。
それまでもヤマセの影響でしばしば冷害に見舞われてきた生産者らが、
「田んぼがダメなら畑作で-」と立ち上がり、
同58年から本格的に出荷するようになったのだそうです。
こかぶは、寒さに強いうえ、太陽光が少なくても育ちます。
生育期間が短いので初夏から秋にかけて数回収穫することができます。
しかも野辺地町の土によく合うのだといいます。

「たかがこかぶ」と思うでしょうが、食べてビックリ!
おいしいんです!日本一おいしいんじゃないかと思っています!!
おすすめの食べ方はズバリ”生”。
皮付きのまま、少し厚めにスライスし、何もつけずにそのままいただきます。

野辺地町の「葉付きこかぶ」

(切らずにまるごと食べてもいけますよ。笑)

やわらかい食感に、驚くほどの甘さ、そしてみずみずしさを味わうことができます。
まだ試していませんが、焼肉と一緒に食べたら、サッパリしてさぞ美味しいことでしょう。

「葉付きこかぶ」の出荷は5月から10月にかけて。
夜明け前の午前3時頃から収穫し、冷蔵され、その日のうちに出荷されます。
忙しいこの時期、農家の睡眠時間はわずかに3時間とか。

野辺地の生産者達が大切に大切に育てた「葉付きこかぶ」。
ヤマセの恵みをぜひ味わってみてください。
by 義人

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

鉄道青森岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜りんご三内丸山遺跡白神山地毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食ねぶた・ねぷた奥入瀬渓流絶景太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能果物山菜・きのこウニ温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶりカフェ・レストラン米・パン・穀物津軽海峡自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物お酒寿司白神山地周辺津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメラーメン野菜居酒屋・バーカレー缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理スイーツ魚介種差海岸まつりカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンまち歩き肉・卵十和田湖アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACO白神山地体験レポート伝統工芸田んぼアートマグロお土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし青森県郷土料理三味線ご当地蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アートアウトドアツアー歴史・文化紅葉新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館自然アートランチライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然グルメ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀食堂ブナコ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣りヒバ津軽八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ