お山への路は、信仰とよろこびのみち。
「岩木山」。
別名「津軽富士」とも呼ばれる岩木山は、津軽の人にとっては、信仰の対象でもあるそんな拠り所のお山です。
「お山参詣」は国の重要文化財の建築物も多数点在する岩木山神社に、津軽の各所から参拝・奉納する秋の津軽の最大の祭り。
日時も決まっていて、旧暦の8月1日。
(上写真↑ 資料写真です。)
2007年は9月11日(火)がその朔日山(ついたちやま)の日になります。
なので10日(月)に各所から参詣行列がサイギ・サイギのかけ声で岩木山神社を目指し、長い行列を作ります。
岩木山神社参道の石段にはたくさんの方々が待っています。
行列の到着に大きな拍手となり、5~6メートルもある御幣を力一杯に斜めに倒し、鳥居をくぐらせ、またグッと持ち上げるさまに行き交う人たちからさらに大きな拍手が沸き上がります。
夜は登山囃子に踊りの輪。
朔日、0時頃からいよいよ暗闇の中、入山。
200メートルの山麓から1625メートルの山頂、奧宮を目指します。
そして・・・ ご来光。
・・・でも、今年も行けそうにないワタシ。
なので、先日、「ちょい旅 岩木」をしてきました♪
弘前から岩木橋を渡り、小山内冷菓店へ。
まずは「ちょい旅 岩木」のお約束(笑)です。
最近マイブームは、チョコバナナ(80円)。
お気に入りの「ジャンボ」の味にチョコがけがワタシ好み。
棒アイスで涼みながら、岩木山神社目指します。
この日は到着が昼過ぎでしたが、まずは神社へ。
あと数日後に行われるお山参詣。
参拝客の行き来はありますが、まだまだ静かです。
登って下って、左右のチリンチリンアイスを確認していると、チリンチリンのおばさんから「ごくろうさまです」とやさしい声をかけられて、うれしかったり。
小山内冷菓店のアイスをいただいていたので、左右食べ比べは次にして、それよりもこの空腹をなんとかしようと、神社向かいの 「なかの食堂」へ。
以前、百沢に何度も来る仕事があり、その時にご一緒した方とランチで通ったお店です。
小さな時から津軽の中華そばってこうだったよな、と思わせる素朴さ。
おにぎりにベストマッチの甘塩っぱいワタシ好みの味。
にぼしの香り、塩味の煮豚、やわらかめのシナチク。
食後にノドが乾くのまで、全てが懐かしさを感じさせてくれます。
どうも最近、アクセントのある新味を認めつつも、懐かし味に気持ちがいっちゃっています(笑)
そして嶽方面へ。
右側に見える岩木山の形が変わっていきます。
この時期の嶽方面、もちろん「嶽きみ街道」♪
スゴイ車の数だったのですが、タイミングが悪く、カメラをセッティングしているうちに、どんどん
車やバスが動いていって、準備が整ったら少なくなってしまいました。
この甘さ。
やっぱり、嶽きみは「Sweets」。
おいしい「果物」を食べているかのような気持ちになります。
ホントの「ちょい旅」でしたが、結構ナイストリップでしたよ。
byなおき
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