出張から帰ってみると、
久しぶりの青森は意外なほどに暖かくて驚いています。
先週まではあんなに凄かったのに…。
先週、東京からのお客さまが「地吹雪」を所望されたので、
地吹雪のメッカ・五所川原市金木に行ってきました。
青森からの道中はけっこう吹雪いていたのですが、
芦野公園についた時は穏やかな天候で、
地吹雪はあまり期待できそうな感じではありませんでした。
地吹雪ツアー自体は終わっていて、
かくまきにかんじきのフル装備で田んぼの中を歩くことはできないので、
普通の防寒着のまま芦野公園付近の道路沿いを少し歩いてみることに。
ゾロゾロと一列に連なり、10数名の謎の集団となって歩いていると、
来ました!地吹雪!寒い!風痛い!耳痛い!足冷たい!
雪で視界が遮られる中、それでも10分弱ほど津軽の地吹雪を体感。
東京に住む人々にとってはこの「強烈な季節感」は楽しいものだったようです。
この時期に五所川原まで来ているとあっては、
ストーブ列車に乗らないわけにはいかないので、
そのまま津軽五所川原駅へ向かいました。
列車の時間まで少し余裕があったので、
駅の向かい側にある路線バスの休憩所を覗いてみると、
行列のできる”おやき”を発見。
このお店「キクチのおやき」で売られているのは、
つぶあんと白あんの2種類のおやき。
おやきが焼き上がる頃には5-6人の行列ができ、
焼き上がると同時にそれらは完売。
およそ10分くらいすると再び5-6人の行列が出来上がります。
そんなに人気があるのであれば食べないわけにはいきません。
列に並んで”おやき”を購入。
どらやきのような皮で作られたおやきは食感が良く、
あんこの味もちょうど良いので行列ができるのも納得。嬉しい発見でした。
ストーブ列車に乗り込み、
ストーブに近寄ると、これがけっこう暖かい。
というよりストーブの正面は熱すぎて長時間はいられないほど。
石炭の火力って意外にあるんだなと感じながら、
お約束のスルメも焼いてワイワイガヤガヤと約30分。
芦野公園で降りて楽しい旅も終了。
機関車にこびりついた雪が、
厳しい地吹雪の中を走ってきたことを教えてくれました。
by YOSHIHITO
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