「撰ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり」
太宰治の生誕の地、芦野公園にやってきました。
ここは太宰がよく散歩に訪れた地でもあり、文学碑がある場所で、
毎年行われる生誕祭の会場にもなっている場所です。
ここでは、芦野公園の旧駅舎を活用した、「駅舎」と言う名の喫茶店
もあり、太宰が弘前高等学校時代に通った「万茶ン」の珈琲を忠実に
再現した「昭和の珈琲」を楽しめる場所でもあります。
この旧駅舎、当時のままなので駅のホームにも繋がっており、期間
限定ですが津軽鉄道の乗り降りも可能らしいです。
で!そんな中公園内を地元の知人と、東京からのお客様と3人で
歩いていると、「あ~、そういえば、ここのおでんはカレー味だったよな~」
と地元の知人がポツリとささやくではありませんか。
おでんにカレー・・・またしても私の好奇心をくすぐってしまう言葉が、
早速お店に確認です。
確かにその通りだと。。。と言うことで購入です。形はとっても小ぶりで
一串30円です。こんにゃく・ちくわに後もう一種類あったような。。。。。
今回はこんにゃくを試してみました。
で、知人は「そうそう、この味、懐かしいなあ~旨い!」
正直、微妙な心境でした。これはさすがに厳しいのではないかと。
恐る恐る一口・・・・
おお!新たな世界の幕開けです。味噌とカレーが
マッチした立派な「味噌カレーおでん」ですよ。最初にカレー風味が
広がり、徐々に味噌の存在感が増してくる、そんな味わいです。
私は青森市の育ちなので、生姜味噌おでんで育ちましたが、味噌と
カレーも相性は抜群ですね♪
あっ、でも考えてみたら味噌カレー牛乳ラーメンも大好きだから抵抗
無いのかもしれません。
ただ、東京からお連れしたお客様も「旨イ!」とおっしゃっていたので、
間違いは無いかと思います。
お店の看板には「味噌おでん」と書かれているので、知らずに食べると
ビックリするかもしれません・・・。お店の名前は「秋食堂」さんだそうです。
(津軽鉄道芦野公園駅近く、3件ほどある食堂のうち、国道から一番
離れた所にあるお店です。)
今度はちくわを試してみたいと思います♪
byノブchan
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