もうすぐ夏休み!ということで、海に、山に・・・
とアレコレご計画されている方も多いのではないでしょうか。
青森も夏らしい気候になり、夕方になるとねぶた祭りの
お囃子の練習の音色があちこちで響いています。
ねぶた祭りが終わると涼しくなる青森の夏は短めですが、
その分、濃厚な気がするの私だけでしょうか。
夏休みにおばあちゃん家に遊びにきたような錯覚をしてしまう、
そんな農産物直販所「野市里」を経営しているのがANEKKO。
ANEKKOは12人の女性と1人の男性で運営しています。
岩木山が裾野まできれいに見えるロケーションにあるこの直販所では、
地元の農家の方が心を込めて作った、
とれたて新鮮な野菜や果物、漬物などの加工品や
お菓子を買うことができます。
農家の方には、自分の商品がどれだけ売れたか明細書が渡されますが、
それを農家の方は「通信簿」と言って、喜んでいるんですって。
めずらしいのは、西海岸の漁師さんから新鮮な魚介類を仕入れている点。
旬な農林水産物が手に入ると地元でも人気です。
レストラン「こざくら」も併設されていて、
ここの大きな窓からは岩木山を望むことができます。
岩木山麓を中心とした食材で作られる数量限定の定食や、
そばなどの軽食まで、気軽にゆったり過ごすことができるスペースです。
ここでのおススメは、嶽きみソフト!!
「嶽きみ」は、岩木山の嶽地区の高原で栽培・収穫された
とうもろこしの総称です。
「きみ」 とは津軽弁でとうもろこしのことを指します。
「嶽きみ」は他のとうもろこしに比べ糖度が高く、
生でも食べられるほどの甘さを持った最高のとうもろこしブランドです。
8月中旬~10月初旬が旬ですが、それを通年で楽しめるのが、
嶽きみソフトです。
さっぱりしているのに、つぶつぶも残っていて、
口いっぱいに嶽きみの香りが広がる絶品です!!
産地である岩木山を眺めながら、嶽きみソフトを食すなんて贅沢。
そして、レストランの一部がギャラリーになっていて、
裂き織やパッチワーク、絵画や写真など、
その時々で展示替えされている地域の方たちの作品を
買い物や、お茶の合間などに鑑賞することもできます。
また、こちらには、市民農園「向日葵」もあり、
入れ替わり立ち代り、手入れをしにくる方が汗を流しています。
農業初心者の方でも栽培指導員さんがいらっしゃるので、
興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
By Kuu
《データ》
「ANEKKO」
弘前市宮地川添77-4 ℡0172-82-1055
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。