スミマセン、勝手にやっちゃいました(笑)
八戸前沖サバ。
いろいろ調べたり、お話を伺っているうちに、どうやらホントにスゴイんだ、とわかってきてサバの加工品なども物色し、最後に辿り着いたのが「サバ缶」。
しめ鯖の8割は八戸産。
そして全国のサバ缶の約半分は青森県内で生産されている。
そんなこともわかると、スーパーやデパートの缶詰コーナーに行ってはサバ缶の種類を確認したり(笑)
結構あるんですよ、サバ缶って種類が。
その中でも八戸のサバを確実に使用している次の4缶をエントリー。
食べ比べてみたい!
こんな強い欲求が高まり、どうせやるなら、八戸のサバのポテンシャルがフルに発揮できる缶詰で、そして塩だけで味を調えたごまかしのきかない「水煮」でどうだ!、と買い集め、その日が来るのを待っていました。
八戸沖秋さば缶だけはどこにも在庫がなかったのですが、たまたまお話を伺いに行った先の方から大切な在庫缶を頂戴し、選手権出場水煮缶が出そろいました。
出場缶の紹介です。
1 八戸沖秋さば 味の加久の屋 630円
2 八戸前沖さば水煮 八戸東洋 525円
3 真鯖水煮 宝幸 八戸工場 420円
4 さば水煮 月花 マルハ 189円
※3、4については八戸水揚げ鯖を使用。
※1、2については八戸前沖で漁獲された鯖を使用
※4には「寒さば水煮 月花」もある。これは4のうち水揚げ期間の限定鯖を使用
順にどれも劣らずなかなかのルックスです♪
関係者から伺ったサバ缶の見立ては、
1 缶を開けた時の脂の浮き具合のいいもの→旬の大型鯖を使っている
2 剥がれといった鯖の皮の状態→状態のいい鯖を使っている
3 鯖の肉の色→うっすらとピンク色した状態のものは鮮度の高い鯖
4 骨に沿って割ると見離れがいい→鮮度の高い鯖
5 骨が太い鯖→大型鯖を使っている
6 身の触感→八戸の旬の大型鯖は霜降り鯖。脂で缶詰でも身が柔らかく箸が
スーと入っていく。
以上の審査基準により、勝手に選手権大会を敢行。
太平洋サバは体全体に脂を背負い込む。
しかも大きければ大きいほど、粗脂肪分が高いのも特徴です。
しかも鮮度が高いほどいいものができるんだとか。
あの缶に箸を付け、骨と身の間に箸を入れただけでねスーと割れていく。
なんと身はなれがいいんでしょう!
この缶の身に箸を入れる。
柔らかい! 箸を入れながら中から脂が浮かび上がる。
審査基準に従いながらいろいろ試していきますが、結局の所、うまい!うまい!
脂にも旨味があって、オーグッジョブ!
まさに缶詰という名の料理です。
自分の中ではコレかなと勝手に優勝準優勝をつけましたが、勝手に主観でつけたモノなので、発表はナシ(笑)
ですが、水煮選手権をやって、八戸のサバのスゴさを改めて思い知らされました。
先日の新聞ではサバの水揚げが八戸でもあったという内容でしたが、9月~10月型のいいサバがたくさん上がっておいしいおいしい缶詰がまたいただけるといいな。
byなおき
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