創造の楽しみを与えてくれるプラモデル。
戦車、飛行機、船、車など、夢を形にして所有できちゃう
プラモデルは、高度成長期の世相を反映しながら少年達の憧れ・・・。
ということで、19日、青森県立美術館からご招待いただき、
ネオンが綺麗な時間のボックスアート展ブロガー内覧会に出掛けてきました。
ボックスアート、それはプラモデルのキットの「顔」である箱絵。
その「顔」を見て、イメージを膨らませ、当時の少年達は自分の世界を
楽しんでいたんだろうなぁ。
県美の今回の展示では、無料ゾーンとして、「ボックスアートができるまで」映像上映、
タミヤ、ハセガワ完成品見本展示、工藤模型特設物販コーナーが用意されています。
しかも、ここでしか買えないシロモノが!!
そして、続く展示室は、ほぼ年代順に辿れるようになっています。
その懐かしい数々の中で、知ってる、知ってると思ったのは、
ゴジラ、ガンダム。
担当学芸員の工藤さんおススメの一品はコレ!!
戦記ブームの真っ只中にタミヤが雑誌の挿絵などで活躍していた小松崎茂さんを
いち早く起用して、1961年に発売されたもの。
1/35「ドイツ パンサータンク」
そして、ここ青森でしか展示されない、展覧会カタログにも載っていない
レアな展示が最後の展示室で行われる「併設企画『発掘された小松崎茂』」。
戦後の日本文化に大きな影響を与えたイラストレーター小松崎茂さんが、
1960年代から70年代にかけて数多く手掛けたキャラクターイラストの仕事を、
近年バンダイから発見された原画によって振り返るという企画。
ここでは、サンダーバードシリーズや仮面ライダー、ゴレンジャーなど
厳選した40点が展示されていました。
しかも、この併設企画の作品は、全て初公開!!
こちらの原画集は10月から県美で先行発売だそうです。
初公開の企画を展覧会前日に見ることができた私は幸せものです。
抽選で展示品をプレゼントしちゃうという太っ腹な企画もあるそうです。
帰る時、「2000年後から見た現代社会」という壮大なテーマをもとに活躍する
美術作家、柴川敏之さんにもお会いできました。
9月23日から始まる「アートイン三内丸山遺跡プロジェクト」の
プレ展示の作業をされていました。
2000年後に発掘された人形の化石作品であるキューピーちゃんや
ペコちゃんがいましたよ。ストーンサークルも!!
美術館でオフ会という感じで楽しい企画でした。
※ボックスアート展、青森県立美術館で11月3日まで開催!(休館:9/22、10/14、27)
by Kuu
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