新年明けましておめでとうございます。
今回の年末年始はいつもより長かったので皆様ゆったり過ごされたのではないでしょうか。
私は大晦日から弘前市百沢(旧岩木町)にあるアソベの森 いわき荘で過ごしてきました。
日帰り入浴では何度も利用しているのですが、宿泊したことはなかったので、
と~~っても楽しみにしていました。
1時からチェックインが可能なため、明るいうちにチェックイン。
玄関では、雪だるまと門松がお出迎え
中は開放感あふれるウッディな造り。
館内に置かれた鏡餅は当然、みかんではなくリンゴ♪
寒々とした雪景色も、暖かいお部屋から望むととても綺麗に見えちゃいます(笑)。
天気がよければ岩木山が見えるのですが、この日は雪景色。
でも、真っ白な風景だけで充分満足。
掛け流しの本館ヒバ風呂は、コジンマリとしていて落ち着く空間。
本館ヒバ風呂の入浴は17時までと言われていたので、
まずはコチラを楽しみながら夕食までの時間を過ごしました。
そして、いよいよお食事♪
大晦日ということで、お正月らしい料理をいただきました。
まずは、振る舞い酒で乾杯し、ゆっくりお食事。
祝 肴 つぶ真砂子 なまこ土佐酢 山葵数の子 黒豆
造 り 鮪花造り 牡丹海老 平目重ね造り ヤリイカ
旬菜盛 鮟鱇ゼリー寄せ 合鴨味噌漬け 大和芋海老寿司 錦糸玉子
サーモン絹田巻 姫りんごワイン煮 大葉はさみ揚げ
煮 物 地鶏煮寄せと野菜の炊き合わせ
温 物 冬野菜のスープ仕立て
変蒸し 玉葱釜盛り新薯袱紗蒸し
鍋替り 黒毛和牛朴葉焼 自家製味噌
食 事 御飯(津軽ロマン)
食 后 デザート
と、豪華な食事。
更に、津軽の正月定番の「けの汁」もいただいちゃって、お腹いっぱい♪
食後、青森ひばの香り漂う大浴場、ナラの原生林に包まれた天然岩露天風呂で
ゆっくり寛いた後は、津軽三味線ライブを楽しみ…
その後、年越し蕎麦の振る舞いがあるということで、お食事処「和土菜」へ。
お宿の案内によりますと、年越し蕎麦というのは、
「人生は蕎麦のように細く長く活きるという延命長寿の願い。
切れやすいことから、旧年の苦労や災厄をきれいさっぱり切り捨てる意味を込めて
江戸時代に習慣化され」たんだそうで…。
そう聞いちゃうとお腹がいっぱいでも、浴衣姿でスタコラサッサと向かっちゃいますよね。
古い民具が展示されているお洒落な空間は、私たちと同じ気持ちの浴衣姿のお客さんで
満杯でした。
そして、新年は朝風呂からスタート!
朝ごはんも茶碗蒸しや蒲鉾、お雑煮などお正月らしいお食事がセットされ、
更にバイキング♪
私は、津軽らしい漬物を盛り合わせてみました。
食べている途中で、ロビーで餅つきも始まり、
コチラで振る舞われたつき立ての御餅は柔らかくって本当に美味。
またまたお腹いっぱいになって、お部屋で一休み♪
お正月ということで、ホテル2Fに用意された「くつろぎコーナー」。
大きな花が飾られた畳の空間で、なつかし玩具と振る舞い餅♪
ということで、またまた御餅をお抹茶とともにいただいちゃいました。
お抹茶は、なんと和服姿の留学生の女性が点ててくれました。
寛いだ後は、こぎん刺しやあけびづる細工の体験ができる体験コーナーを見学。
丁度、あけびづるに挑戦しているお客様がいらっしゃいました。
鍋敷きで1時間くらいかかるということで、
体験もかなり惹かれたのですが、残りの時間を考え入浴することに。
チェックアウトは12時なので、ゆ~~っくり2日間で5回も入浴しちゃいました♪
湯船でおしゃべりさせていただいた神奈川からの常連さんのお話では、
「ここのお宿の常連さんの中には、年に3回、しかも一度いらっしゃると
3ヶ月近くいらっしゃるご夫婦もいるんですよ」とのこと。
そういうこの方も、毎年、年末年始はコチラで過ごし、その後は下北半島にある下風呂温泉へというコースをマイカーで辿っているんだそうで。
そんな常連に愛される理由も、この2日間のオモテナシで納得!
そして、そんなお宿にお正月から泊まれて幸せ♪
またいつか必ずここで、朝寝、朝湯の新年を迎えたい~~という想いでお宿を後に♪
そして元旦のうちに実家の八戸へ。
津軽とはまた違う雪のない世界へ~~♪って思っていたら断水!!
それでも、青森は温泉王国♪
どこの銭湯も温泉なので、断水になろうとも「お風呂だけは」困らず、
「ホント、青森って素晴らしいっ!!」って実感した新年でした。
ということで、今年も「まるごと青森」をどうぞよろしくお願いいたします。
By Kuu
《アソベの森 いわき荘》
弘前市大字百沢字寺沢28-29
TEL 0172-83-2215 FAX 0172-83-2855
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