昨日は竹山さんの生誕100年記念のコンサート『竹山100年の旅音楽祭』におでかけ♪
竹山さんは、記念日である6月18日の記事でご紹介したとおり、三味線ブームを巻き起こした演奏者。
まずは、お盆ですからコンサートの前にお墓参り♪
小湊駅近くの東福寺の墓地を、ぐるぐる探し廻ること15分。
ようやく見つけました!! 竹山さんのお墓。
まずは墓前で手を合わせて、三味線が描かれた石碑を見させていただきました。
「それは聴けば、津軽の匂いが わきでるような、そういう音を だしたいものだ」という竹山さんの言葉が刻まれています。
お墓参りの後は、特別展『高橋竹山とその生涯』が開催されている平内町歴史民俗資料館で竹山さんの生涯を復習♪
資料館を出たタイミングで、ちょうど開催されている『ひらない夏まつり』のネブタの運行も見ることができました。
竹山さんもこのネブタの先頭を切ってお囃子を楽しんでいたそうです。
地域の山車って感じで素敵ですね。
そして、いよいよ平内町立体育館へ。
入場無料、整理券もなしのコンサートなので、11:30の開場とともにダッシュ!!と意気込んで出掛けたものの、たった5分の差で、結構、席が埋まっていました(笑)。
竹山さんのマネして『ま、いがべ』ってことで探してみると、前の方の端っこの席が1席空いてました。
この『ま、いがべ』って余裕が大切なんですね。
78人による三味線の大合奏で飾ったオープニング!!
弟子、孫弟子の集結です。
二代目成田雲竹女さんによる浪曲入りの小原節♪
三味線は、最後の内弟子・高橋竹童さん、太鼓は白取雲道さんです。
竹山さんのお孫さんにあたる高橋哲子さんの歌に合わせ踊られたのは津軽じょんから節♪
後藤千万里社中の踊り、華麗ですね♪
そして、二代目高橋竹山さんによる演奏。
これまた前衛的というしかない演奏。
特に黒石よされ節をアレンジした『カーニバル』という曲は、ゾクゾクしました。
そして、竹山さんの弟子である西川洋子さんの演奏。
味のある津軽弁の語りに、観客聴き入ってしまいました♪
フィナーレはやっぱりドダレバチ♪
お盆ですから賑やかに盆踊りです。
会場が沸きあがり、フィナーレにぴったり♪
3時間以上にわたるコンサート。
実は、このコンサートのために会場にクーラーが設置されるらしいって噂を聞いていたのですが、残念ながら単なる噂でした(笑)。
その変わり、素敵なプレゼントがありましたよ、『なんぼ暑くても 涼しい顔して 弾きましょう by竹山』って書かれた団扇♪
これで、約1400人集まったという観客がパタパタ、ひらひらと仰ぎながら鑑賞したんです。
鑑賞している私たちは、好きなスタイルで仰いでいれば何とかなりますが、出演された方たちは、着物を着ての演奏。
団扇の言葉どおり、涼しい顔して演奏されていましたが、きっと大変だったと思います。
ボランティアスタッフとして参加されている方も、暑い中、おつかれさまでした♪
お陰様で、津軽三味線、津軽民謡のステージを堪能させていただきました♪
きっと、天国からお盆で還ってきているだろう竹山さんや当時の芸人仲間さんたちも喜んでいるでしょうね。
ホント、最高の供養です♪
ちなみに、昨日のランチはコチラ、龍松閣♪
クーラーが効いている中、いただいたのは『カルビ冷麺』(700円)。
中華麺の上にカルビ、キムチ、ゆで卵がトッピングされた爽やかなお味♪
暑い日でも、完つゆです!!
青森・下北もぐもぐブログのreev21さんによると期間限定で、「高橋竹山ほたてづくし弁当」もコンビニで販売されているようです!!
by Kuu
《中華料理 龍松閣》
平内町小湊字下タ田1-2
017-755-5514
11:00-22:00
定休日 火曜
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。