大間のマグロといえば、いまや日本一のマグロブランドです。平成13年、築地市場での初セリで、2,020万円!!の値段をつけた202kgのマグロ。
そのマグロを釣り上げたのが、第三十八美吉丸という船で、その漁師が経営しているお店が「魚喰いの大間んぞく」です。
下北に住んでいる知人に誘われて行ったお店は、本州最北端の碑から歩いても行ける距離にありました。自分の記憶では、数年前に大間に来たときにはなかったお店だと思います。・・・最近できたのかな?
店内に入ってみると、漁師の店らしく大漁旗が飾られ、マグロを釣り上げた時の写真が数多く飾られていました。その中のひとつが、一番最初の2,020万円のマグロの写真です。ニュースでは聞いていましたが、この写真に写っているのが2,020万かぁ・・・。どんな人が買ったのだろう?
さて、マグロ漁師の店ということなので、さぞかしマグロがうまいだろうとは思いましたが、マグロ以外のお刺身もぜいたくに食べてみたかったので、私は「刺身定食」(2,000円)を注文。
マグロ(赤身)にウニ、アワビと、ぜいたく三兄弟の登場!! 味は・・・もう言うまでもありませんが、あえて言わせていただきます。ウ、ウマーイ!!。中トロに近いマグロの赤身もそうですが、ウニもアワビも一級品。ああ、このおいしさを文字でしか表現できないもどかしさ・・・。至福の瞬間とはまさにこの時なんですね~。
厨房をのぞかせてもらいましたが、今まさにマグロを解体し、捌いている最中。
漁師の店だけあって、水揚げから解体まで自らのお店でやっているそうです。(販売も行っているようです。)
一方、知人が注文したのは・・・おおっとでました、マグロづくしの「マグロ刺身定食」(2,800円)。
大トロ、中トロ、赤身のマグロ三兄弟の登場です。下北の味には詳しい知人も「う~ん、さすがだ。」と納得のおいしさ。
ただ、今回これだけで終わりませんでした。な、何と・・・
カマトロの登場!! お店の方が、何とサービスでつけてくれたんです。おおーっ!!、何という太っ腹。見てください、この光り輝くカマトロ様の輝き☆を。口に入れれば・・・と、とける~!!。最高級の霜降り和牛にも引けを取らない大間のマグロここにあり、という感じです。
お昼からこんなぜいたくな食事をして本当にごめんなさい、と訳もわからず謝りたくなりましたが、お店の名前のごとく、大満足です。
by ハッピーハンド
<魚喰いの大間んぞく>
下北郡大間町大字大間字大間平17-377
0175-37-5633
営業時間 8:00~18:00(不定休)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。