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加藤パンの『あんかけパン』

青森ふるさとベーカリー2 ~加藤パンの『あんかけパン』 ~

グルメ | 2011-02-08 10:51

三戸町の方から『三戸でパンといえば加藤パン』という情報をいただきまして、訪問させていただいた加藤パン♪

加藤パンは、戦後の昭和21、22年頃に「佐藤パン」として創業したお店。
経営者の佐藤さんが亡くなられた後、従業員だった加藤利美さんがお店を引き継ぐことになり、平成8年から加藤パンとなったそうです。
佐藤パンから加藤パン、普通に苗字を店名にしているだけなんですけど、韻を踏んでいて、なんか楽しくなっちゃいますよね♪

加藤パンの『あんかけパン』

初代の佐藤さんの時代には、パンを包装せずに三輪車に積んで行商して歩いていたそうで、中学校の学校給食が始まる前までは、中学校にも売りに歩いていたそうです。

その当時からあったパンがあんかけパン、油パン、メロンパン、あんパン、ジャムパン、クリームパン・・・と素朴なパン。
それらのパンは初代が仙台で修行した際に学んだもので、その味を今でも加藤さんが守っています。

加藤パンの『あんかけパン』

その中で一番人気なのが、「あんかけパン」(110円)。
「あんかけ」といっても、片栗粉でトロリとさせた中華料理のあんではなく、小豆の餡。
なんと粒餡が入ったあんパンに、更にこし餡を付けちゃったパンなんです。
作り方もシンプル!!
鍋で丁寧にとろとろにしたこし餡に、

加藤パンの『あんかけパン』

あんパンをチョンと付けるだけ(笑)。

加藤パンの『あんかけパン』 加藤パンの『あんかけパン』

上の餡は羊羹のようなツルリとした食感で、パンの中に入っている粒餡の食感とダブルで楽しめちゃいます♪

加藤パンの『あんかけパン』

このパンを購入するのは、地域の50~60歳代以降の女性が中心。早朝から畑ルックで加藤パンを訪れ、パンを購入し農作業に向かう方たちに大人気。
1日200個程度作られる農繁期に良く売れるパンなんです。
ワタシがお店にいたときに訪れた年配の女性は、「いづ来ても変わりがね(ない)味だすけ(だから)。田舎者だすけハイカラなパンは食べだ気さねんだ(食べた気がしない)」と言って畑に向かわれました。

加藤パンの『あんかけパン』

三戸マダムは、お出掛け前に「加藤パンのあんかけパン」が定番なんですね。素敵な光景です♪

当時のパンの味を守りつつ、夕張メロンパン、ピザパンなどの惣菜パンも地域に愛されていてその数約30種類。
その中で、現在の一番人気は「きんぴらパン」(110円)。

加藤パンの『あんかけパン』

昔ながらのコッペパンに、手作りの甘辛い醤油味のきいたきんぴらゴボウがザックザック入ったパン。
コチラも根強いファンが多く、午前中から売り切れになる日もあるパンなのです。

味は変えたくないけれど、地域と密着してイベントなどのパンにもチャレンジしていきたいとおっしゃる加藤さん。
とにかく「地域の人たちがあってこそ」と日々思っているそうです。

お店の向かいには、11ぴきのねこシリーズが代表作の漫画家・絵本作家の馬場のぼるさんの生家があるので、もしかしたら、馬場さんもあんかけパンを食べてたかもしれませんね♪

学校給食や三戸高校の購買部、農作業のおやつ、老人ホームや保育園への移動販売と三戸町の町民にとって加藤パンのパンこそ「ふるさとベーカリー」なのです。
by Kuu

【加藤パンの「あんかけパン」】
「あんかけパン」のパン年齢 昭和21、22年頃誕生の63、64歳くらい
三戸町大字川守田字沖中6 0179-23-3876
自宅兼工場のため営業時間なし(いらしたときに随時対応♪)
【購入できる場所】
三戸町内の各商店、南部町のなかつぼストア
(なかつぼストア 南部町大字平字虚空蔵4-2
0178-76-2515 9:00-20:00)

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