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復活!在来種「南部太ねぎ」

復活!在来種「南部太ねぎ」

特産品・お土産 | 2013-12-04 16:17

東北新幹線八戸駅から車でわずか20分の場所にあるフルーツ王国南部町。
ここには以前ご紹介した杏の「八助」、ちょうど干し柿作りが始まっている
「妙丹柿」など、希少な在来種も数多く残っています。

そして、今が旬といえば、どっしりと重量感があり、太くて甘い在来種「南部太ねぎ」。

復活!在来種「南部太ねぎ」

糖度は普通のねぎの1.5倍以上です。
実は生産者はたった一人しか残っておらず、絶滅寸前でした。
唯一の生産者も町内の直売所で単なる「ねぎ」として販売していたので、
地元の人ですらその存在を知らない人が多かったそうです。
その復活に取り組んでいるのが、県立名久井農業高校の生徒たちです。

復活!在来種「南部太ねぎ」

ねぎ色の手づくりTシャツも決まってます!私も欲しい!
平成24年4月に名久井農業高校に赴任してきた先生がこのネギの存在を知り、
昭和39年に品種登録した2人の生産者のお宅に電話したものの、既に栽培しておらず、
この2人から分けてもらった生産者を人づてに聞き、
「あの人なら栽培しているかも・・・」の声をたどり探し回り、
やっとたどり着いたのが佐々木さんという方1名でした。
種を分けていただいたものの、南部太ねぎは付け根の部分に土が入りやすく、
軟らかいだけに葉の途中からぐにゃりと曲がり、見た目が悪くなってしまうなど、
栽培するにもクリアしなければならない課題がありました。

復活!在来種「南部太ねぎ」

その課題をクリアすべく、生徒さんたちは他の産地の調査などを行いながら、
試行錯誤を繰り返しています。
そして、地元の生産者にも呼びかけ、
今年から10名程度の農家さんが生産に取り組んでいます。

復活!在来種「南部太ねぎ」

地元では、「かっけ」や「せんべい汁」など鍋料理で食されていたとのことですが、
そのまま焼いて食べるのもお勧め。
生産者の方いわく、「ねぎま」ならぬ、ねぎが主役の「とりま」もいいよ!とのこと。
太いけれど、軟らかくて繊維が残らず、ねぎ嫌いな子供でも食べれるそう。
まだまだ生産量は少なく出回る量は少ないのですが、
絶やさず守っていきたい宝物です。

by o-rin

関連記事:農風キッチンYuiで味わう、「南部太ねぎ」

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