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アップサイクルされている「りんごの木」

アップサイクルされている「りんごの木」

特産品・お土産 | 2015-04-27 18:49

アップサイクルされている「りんごの木」

津軽地方の経済の中心にある「りんご産業」。
津軽地方のあちらこちらで「りんご」は栽培されていますが、長い歴史の中で「りんごの木」を使った家具やクラフトは、ほとんど商品として出回ることはありませんでした。

そもそも「りんごの樹」は、果実が収穫しやすいように、横に伸びるように剪定するので、まっすぐで長い木材をとることができません。
さらに、幹にウロ(空洞)やコブも多いため加工が難しく、伐採した木のうち最終的に木材として利用できるのは5割程度と歩留りが非常に低いので流通していないのが現状です。

アップサイクルされている「りんごの木」

このような「りんごの木」を何とか利用できないかと試行錯誤を続けてきたのが、弘前市千年にある木村木品製作所の木村代表。木村代表の曽祖父は、ヒバ製の「りんご栽培用の梯子」などを開発するなど、木工業に携わる家系です。
代々培ってきた木材加工の技と、りんご生産量日本一という気候風土に根差した産業への自負心、そして何よりも肌触りや色目・木目の独特の質感は、チーク材やローズウッドなどの貴重な木材に劣らないという「りんごの木」の魅力に着目し、木村代表は無謀ともいえる「りんごの木」を使ったクラフトの流通に挑むことになります。

役目を終えた「りんごの木」や、高齢化などで手入れのできなくなった放任園の情報が入ると、会社のスタッフ総動員でりんご園に出向いて「りんごの木」を伐採、その後の製材、乾燥、商品づくりまでの一貫した作業体制を確立し、もの凄いテマヒマをかけて、りんごの木を使った商品をつくっています。

アップサイクルされている「りんごの木」

最近、注目されているアップサイクルという言葉。
ただリサイクルをするのではなくて、新たな”価値”を生み出し、蘇らせるいう意味。
津軽地方の人たちにとって特別な木にもかかわらず、これまで廃棄されるか、せいぜい薪にしか使われてこなかった「りんごの木」をまさにアップサイクルさせる木村さんの取組に敬意を表します。

                            byさっちゃん
(有)木村木品製作所
青森県弘前市千年4-3-17
TEL 0172-87-2747
http://www.kimumoku.jp/

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