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わずか1%未満の国産羊の産地化に向けた取り組み

わずか1%未満の国産羊の産地化に向けた取り組み

青森の人 | 2016-03-07 21:34

わずか1%未満の国産羊の産地化に向けた取り組み

ここ最近、東京都内では美味しい羊肉の料理が食べられるお店が続々とオープン。さらには、羊肉に関する様々なイベントを定期的に開催している「羊齧協会」という1,000人規模のコミュニティーが注目されるなど、空前の羊肉ブーム。県内のスーパーでも生ラムなどが販売されるなど、流通量もかなり増加傾向にあるようなのですが、国内で生産されている羊肉は全体の1%未満。現状は、大部分が豪州からの輸入に頼っています。

私も少し前までは、羊に関する知識がほとんどなかったのですが、羊肉の中でも、とりわけ美味しいのがサフォーク種。その貴重なサフォーク種が階上町で飼われているということをちょうど1年程前に知りました。

階上町は、「やませ」の影響で夏場は冷涼、冬は日照量が多く乾燥するという独特な気候のため、涼しく乾燥した気候を好む羊たちにとって住みやすい環境なんです。階上町でも、かつては10件ほどの農家が飼育していたようですが、現在は堰合勝美さんただ一人。堰合さんは、独自の飼育方法により、愛情をたっぷりかけて羊を育てています。生産量が少ないために売り先も限られており、様々な事情も重なり羊の飼育を続けることに限界を感じていた堰合さん。そんな中、後継者として名乗りを上げたのが関口さんでした。(下の写真:左が堰合さん、右が関口さん)

わずか1%未満の国産羊の産地化に向けた取り組み

2006年に関東から階上町に移住してきた関口さんは、勤務先の「道の駅はしかみ」で堰合さんのラム肉の美味しさに出会います。関口さんは、高校卒業後、都内のホテルやイタリア等で修行、イタリア料理店の料理長なども務めた経歴があります。
堰合さんが町の唯一の羊の生産者で、なおかつ後継者がいないという現状を関口さんが知ったのは2015年の春。「羊の文化は、階上町ならではの暮らしの文化。それを絶やしたくない。堰合さんが愛を込めて羊を育ててきたその方法を受け継ぎたい…」と思ったそうです。
現在、関口さんはNPO法人 「階上フロンティア」を設立。町営のスキー場だった土地を借り、羊の畜舎や飼育用畜舎の整備を計画中で、夢の実現へと一歩を踏み出すために準備を進めています。

現状では1%未満の国産の羊肉が少しづつシェアを拡大し、多くの人が美味しい国産の羊肉を食べられるようになり、さらには階上が「羊の町」として盛り上がっていくことを期待しながら、プロジェクトの応援を続けていきたいです。

byさっちゃん

プロジェクトの概要はこちらです。以下をクリック
青森県階上町(はしかみちょう)の特産品・食用羊を復活させ、地域の食文化を守りたい!

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