自称「すじこ」消費量日本一の青森県。青森県民にとって特別な食べ物「すじこ」ですが、青森市内で「すじこ」を食べることができるお店はそんなに多くありません。そして、そのことに反比例するかのように、「すじこ」を食べることができるお店は名店ぞろいです。
青森県庁近くの裏通りにある「三九鮨」。昭和50年から続く青森市の名物店の一つです。そして、「三九鮨」と言えば忘れてはいけないのが「サバ巻」(メニュー表記「トロサバ巻」550円)。脂ののったサバの旨味とそれを上手に引き立てるガリの食感と風味が絶妙なコンビネーションを生み出しているこのお店の名物です。初めて食べたときのあの衝撃を忘れることはなく、今でもこのお店に行くと9割以上の確率で頼んでいる気がします。
そして、「サバ巻」と一緒に食べてほしいのが「筋子巻」(1,200円)です。10 年くらい前からはじめたメニューですが、今では「三九鮨」のスタンダードの一つとなりました。「筋子巻」を食べられるお店は何軒かありますが、「三九鮨」の特徴はこの圧倒的なすじこの量です。おそらく、都会の人は少ししょっぱいと感じるかもしれませんが、すじこを愛する青
森県民にとってこの量は「有り」です。
「三九鮨」のこだわりの一つが「むつ湾の白身」。他のお店ではあまり出していない素材だからこそ是非楽しんでほしいと小野さんは言います。特に、「むつ湾の白身」5種盛り500円がお得なのでオススメだそうです。
近隣のサラリーマンであれば誰もが一度は行ったことがあると言っても過言ではない「三九鮨」で、白身の5種盛り、サバ巻、筋子巻、全部楽しんでも2,250円。青森の食の魅力が満喫できます。
by yoshihito
三九鮨 | |
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場所 | 青森市古川1丁目20−11 |
TEL | 017-723-1148 |
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