イカやサバなど、全国有数の水揚げを誇る青森県八戸市の八戸港。
そこにある「館鼻岸壁」を会場に、3月〜12月末まで、毎週日曜日、夜明けから開催されているのが「館鼻岸壁朝市」(たてはながんぺきあさいち)です。出店数は300店舗以上、毎週1万から2万人が訪れています。
そんな館鼻岸壁朝市に先日行ってきました。その中からいくつか店舗を紹介したいと思います。
先ずは「しおてばの大安食堂」。写真は唐揚げですが、塩手羽が人気の有名店です。いつも通り行列ができていました。
フライヤーを10台駆使して揚げていますが、追いつかないです。ご存知の方がいらっしゃるかも知れませんが、最近「しおてばハーフ」という商品が販売されているらしいです。
続いては、幼虫グミが有名な「赤いテントのコーヒー店」。ご覧ください!本物そっくりですね(笑)。
思わず手にとって触ってしまいそうになりますが、食べられるというのでビックリですね。
あまり大きい声では言えませんが、こちらの斜向かいの店舗では、生きたカブトムシの幼虫が販売されています。間違わないように気をつけてくださいね(笑)。
八戸港といえば、やっぱりこのお店「かつら工房」。軽トラの荷台に、世界で唯一オリジナルの回転式囲炉裏があり、採れたての魚介が串に刺した状態で焼かれています。
見た目も、味も最高に美味しいです!
こちらのお店は「中村菓子店」。こちらの「黒にんにくコーヒー羊羹」は、出店者同士のコラボレーションから誕生した商品です。試食もできて、黒にんにくの香りとコーヒーの風味が絶妙で、全体を羊羹の甘さが包み込んでくれます。
「百見は一食にししかず」です。ぜひお試しください。
そして、朝市での評判から店舗を構えたという有名店「アンジェリーナ」。常に焼きたてのパンを求めてお客が並んでいます。たくさんの種類があり、どれも美味しそうですが、名物はクロワッサンです。
さらに朝市を代表するコーヒー店の一つ「Roasteria」。朝市で提供するコーヒーの香りが一番引き立つよう、毎週金曜日に焙煎を行っているというから、コーヒー好きには堪らなく嬉しいですね。
一杯ずつ目の前で落としてくれるので、口に入れた瞬間の感動はインパクトがあり、クセになります(笑)。
三戸町の有名なパン屋さん「加藤パン」。学校給食でお馴染みの方も多いと思います。人気なのが、あんかけパンやきんぴらパンですが、今回目についたのは「やきとりパン」です。
パンからやきとりの串がはみ出ていますが、お店の人によると、テリヤキチキンバーガーをイメージして作ったそうです(笑)。
階上町から出店している「おかず家」。採れたてのホヤやうにを使った炊き込みご飯が人気です。
いい香りと旨さは格別です!値段も良心的で、売り切れてしまいます。
300店舗もありますので、全ての店舗をご紹介できませんでしたが、実際に足を運んで見て回っていただくと、色んな発見があると思います。
それから、朝市の楽しみは、美味しい食が多いのはもちろんですが、出店者との会話が何よりのお楽しみではないでしょうか。
今では市民だけではなく、遠方からも朝市を目立てにやって来るお客も多くいると聞きます。
中には、土曜の夜、八戸の横丁で飲んでから、少し休憩を取って朝市を訪れる強者もいるそうです(笑)。
皆さんも一度体験してみてはいかがでしょうか?
by トリッキー
館鼻岸壁朝市 | |
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場所 | 青森県八戸市新湊 館鼻(たてはな)岸壁 |
TEL | 0178-80-7878 |
時間 | 日の出~午前9時 |
Webサイト | 館鼻岸壁朝市 |
その他 | 毎週日曜日(3月中旬~12月) ※八戸うみねこマラソン開催日は休止となります。(毎年5月) |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。