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もうすぐ終点「とうてつ駅そば」

グルメ お知らせ | 2018-08-24 23:45

三沢市古間木山にある、青い森鉄道三沢駅。そのすぐそばに、そこだけ時が止まったような、レトロな建物が佇んでいます。

三沢駅周辺の再開発のため、来年取り壊されることが決まっている、十和田観光電鉄線(とうてつ)の旧三沢駅舎です。

その駅舎内にて、ずっと愛され続けてきた「味」を、皆さんにご紹介いたします。

 

【創業以来変わらぬ味「とうてつ駅そば」】

かつて、三沢~十和田市間14.7kmにおいて人々を運び続けた十和田観光電鉄線ですが、車社会の進展等もあって利用者数が落ち込み、2012年、惜しまれながら廃線。89年の歴史の幕を下ろしました。

それから6年、駅としての機能を失い、路線バスの案内所・待合室として使われている今でも、「駅そば」を食べに訪れる人は多く、連日賑わいを見せています。

駅そばを提供しているのは、「三沢駅食堂」。駅舎が出来た昭和39年から営業しており、創業以来変わらぬ味が人気の理由です。駅舎の取り壊しが決まってからは、「いつなくなるの?」と取り壊しを惜しみながら来店する客が多いといいます。

また、お盆には帰省客も多く訪れるといい、昔からの人気の高さがうかがえます。

長い歴史の中で、様々な「おばちゃん」が、昔ながらの味を大事に守ってきました。

 

「駅そば」を支え続けてきたおばちゃんには、色んな人がいたといいます。

耳が遠く、頼んだものと違うものを出してくるおばちゃん。ステンドグラスを作るのが得意なおばちゃん。忙しいとイライラして、あからさまに無言になり、他のおばちゃんに気を使わせるおばちゃんなど、それはそれはバラエティに富んだおばちゃん達がいたそうですよ。

 

そんなおばちゃんたちがいたからこそ、昔ながらの食堂が次々となくなっていく中でも、「駅そば」は地域に根強く残り続けているのです。

 

【昭和のノスタルジックな雰囲気を味わう】

駅舎内では、昔の姿のまま残されている、様々な「遺産」を見ることができます。

時刻表は路線バスのものになってしまっていますが、改札や窓口、待合室の木の長いすなど、現役当時の面影を残したまま、時が止まっています。

 

取り壊しになるギリギリまで、今の場所での営業を続け、新店舗である青い森鉄道三沢駅内に移るまでの約2年間は、近くの空き店舗等を借り、営業を続ける見込みです。

 

【駅そばおすすめメニュー】

「スペシャルそば」470円

天ぷら、山菜、生卵がたっぷりとトッピングされた贅沢な一品です。そばはツルツルで、風味豊か。つゆはダシの香りがよく、さっぱりとした味で飽きが来ません。今年になって値上げされましたが、それまでは400円程度とお手頃価格で味わうことが出来ました。

物足りないという人は、大盛りや替え玉を頼みましょう。

 

「天ぷらそば(うどん)&半カレー」学生550円(おとな650円)

天ぷらそばは、当店人気№1のメニュー。そばはツルツルと食べやすく、つゆがよく絡んでいます。カレーは、やや甘めの味付けで、クセのない「家庭の味」。ボリュームたっぷりで満足感があり、部活や勉強でお腹が空いた学生の心強い味方です。

 

歴史あるこの駅舎で「駅そば」を食べられる時間はあとわずか。

古くから慣れ親しんだ人はもちろん、食べたことがない人でも、このどこか懐かしい雰囲気の中、昔ながらの「駅そば」を味わって頂きたいです。

※今年12月いっぱいまでは旧駅舎で食べられます。

by パン万次郎

十和田観光電鉄株式会社 ホテルレジャー事業部 販売課
場所青森県十和田市稲生町17-3
TEL0176-23-5152

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