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まちあるきの「旬」を体験!~津軽まちあるき博覧会2018~

体験 青森の人 イベント・まつり | 2018-09-14 23:11

桃、獄きみ、毛豆にりんご。秋に旬を迎える青森食材は様々ありますが、暑くも寒くもないこの時期は、まさに「まちあるき」の旬でもあります。

そんな中、中南地域を中心に、9月1日から10月31日までの期間中、9市町村で44コースもの多彩なまちあるきツアーが開催されているのをご存じですか?その名も「津軽まちあるき博覧会2018」。

早速私も参加してきました。今回、私が参加したのは「ミステリアスな斉藤 主(さいとう つかさ)の素顔に迫る旅」in西目屋村です。

ツアーは、道の駅津軽白神からスタート。車で10kmほど西へ向かいます。道中、ガイドさんから「あれが今日目指す不識塔(ふしき の とう)です」との説明が。

西目屋村、不識塔遠景
小山の上から頭をのぞかせる不識塔。

実はここ、以前、津軽白神湖のダムレイクツアーで通りかかり、山の上で何の工事が?と思っていた場所でした!

(注:この時点ですでに脳内には、ブラタモリのテーマが流れています。)

この山は、弘前大学白神自然環境研究センター白神自然観察園。園内に、斉藤主が建てたお寺や塔があるのだそうです。

まず訪れたのは、広泰寺(こうたいじ)。ガイドさんから斉藤 主の生涯の説明がありました。

斉藤 主の生涯
◆万延元(1806)年生まれ。弘前で武士の家庭に生まれ、巡査、測量士、土木建築技師、味噌・醤油醸造業など多様な職歴を経験。北海道から九州まで事業を展開。

◆明治35(1902)年、凶作の惨状を目の当たりにし、西目屋村で大規模な開墾に着手。植林や暗門の滝までの通路開削などにも尽力。

◆晩年は仏門への関心を深め、米沢の上杉謙信ゆかりの広泰寺の寺格を譲り受け、明治44(1911)年、村内に広泰寺を再建。明治45(1912)年、開墾を後世に伝えるため不識塔を建立。

◆大正8(1919)年没。遺言により遺体は永久保存措置され、昭和55(1980)年の改葬まで不識塔に埋葬されていた。

なんというバイタリティ。そして本当に波乱万丈な生涯ですね。こちらが、住宅を兼ねて作られたという広泰寺です。

西目屋村広泰寺
日本初の総レンガ造りのお寺。内部は非公開ですが、半地下2階建てでお風呂や床の間もあるそう。レンガも村内で焼いて牛の背で!運んだそうです。外観も来歴も摩訶不思議な感じです。
ガイドの説明を聞く参加者
波乱万丈な生涯に聞き入る&その不思議な造りに見入る参加者。

広泰寺の次は、山の頂上、不識塔を目指します。道中の風景はこんな感じです。

ツアー中の様子
遊歩道を登っていきます。マイナスイオンを浴びまくりました。

約30分ほどの道すがら、タマゴタケやトチの実、クロモジの木、ツリフネソウなど、ふだん見ることのできない貴重な植物を見ることができました。

ツアー中みつけたもの
左上がタマゴタケ。殻の上にタマゴが置いてあるみたいです。サイズ感までソックリ!
「咄控」の石碑
こちらは頂上付近の斜面に現れる「咄控」の石碑。ここから先は喋ってはいけないという意味だそうです。静かになる参加者。

そして不意に遊歩道が途切れ開けた場所(山頂)へ。参加者は、こんな角度で見上げてしまいます。

塔を見上げる参加者
この角度で見上げる先には・・・
不識塔
ドーンと不識塔が!高さは20.8メートル。平成16年の補強工事以降、外周を鉄骨に覆わた現在の姿になったそう。遠目に工事中のように見えたのはこのためだったのですね。

現在は、鉄骨の隙間からしかレンガ造りの様子を知ることができませんが、看板で、当時の姿を知ることができます。
それがこちら。当時は、見晴らしが良かったのでしょうね~。

不識の塔看板
内部は螺旋階段で、塔の上層からは地域一帯が見渡せたそうです。

ツアーの最後は主も見ていたかもしれない乳穂ヶ滝(におがたき)へ。毎年、氷結した滝の形状で豊凶が占われ、今年は4年ぶりの完全氷結でも話題になりましたね。

乳穂ケ滝を裏側から撮影
滝の裏側から撮影。この日は水量がとても多く、ジャバジャバといった感じで流れていました。

恥ずかしながら、ツアーに参加するまで斉藤 主のことを全く知りませんでしたが、その人となりやバイタリティの秘密をますます知りたくなる魅力的な人物でした。
私にとっては、初見だらけ、知識欲が大いに刺激された3時間でした。

余談ですが、ツアーに参加するともらえる特製コットンバッグが、使いやすかったので、ご紹介します。

津軽まちあるき博覧会2018コットンバッグ
軽くて、A4サイズ収納可。肩がけ可能。加えてイラストもめんこい!のです。

今回の西目屋ツアーの他にも、「まち博」には気になるツアーがたくさん。その一例をご紹介します。

津軽まちあるき博覧会2018
左上:観光客の下駄の音で眠れなかったという、大鰐温泉の昔と今を学ぶ講座。
左下:黒石市街に残る大石武学流庭園を巡るツアー。
津軽まちあるき博覧会2018(平川、田舎館、鶴田、板柳)
左上:平川の農家蔵をめぐるツアー。縁起のいい鏝絵(こてえ)鑑賞も楽しみですね。
左下:お米の里、田舎館の奥深さに触れるツアー。黄金色の稲穂を見ながらのまちあるきは、スペシャル感ありそうです。
右上:鶴田でツルだらけの町並みを歩くツアー。鳥に限らず、色々なツルに出会えそうです!
右下:板柳町のまちあるきツアー。ヒゲ姿で笑顔の理由や如何に?
津軽まちあるき博覧会2018(弘前)
充実の、弘前市内まちあるきツアー各種。
左上・右上:絵図を見ながら弘前城下を空想散歩する講座。
左下:禅林街で座禅体験ができるツアー。リフレッシュできそうです!
右下:古地図や古写真を片手に、市内の煉瓦建造物を巡るツアー。これも面白そう!

「まち博」のパンフレットには、”自分の住んでいる「まち」や隣近所の「まち」を知ったつもりでいませんか?アナタの知らない「まち」がまだまだあるのです!”との言葉が。

皆さんも、今が旬のまちあるきに参加して、何かを発見してみませんか?

byチビスケ

お問い合せ先 津軽まちあるき観光推進実行委員会((公社)弘前観光コンベンション協会内)
場所・中南津軽地域7市町村(弘前市、黒石市、平川市、西目屋村、藤崎町、大鰐町、田舎館村)内
・板柳町、鶴田町内
TEL0172-35-3131(受付9:00~17:00/土日祝休み)
時間ツアーにより異なります。
料金ツアーにより異なります。
Webサイト津軽まちあるき博覧会2018
その他予約は、電話またはホームページで。

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