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八戸ブイヤベースフェスタが絶賛開催中!新たな漁師町文化を堪能!

グルメ | 2019-02-20 21:12

八戸えんぶりと並び、すでに八戸の冬の風物詩として定着した八戸ブイヤベースフェスタ。

 

えんぶり最終日の今日も、衣装を身にまとった子どもたちが中心街を練り歩いていました

 

■八戸えんぶりの情報はこちら

 

ブイヤベースの本場は、言わずと知れた南仏の漁師町であるマルセイユ。同じく漁師町として知られる八戸市でも、毎年この時期に八戸流にアレンジされたブイヤベースが市内の各店舗で提供されています。(三沢市にも1店舗あります)

 

本日は、えんぶりで賑わう八戸市で魚介の旨みを味わってきたので、そのようすをレポートしていきます。

 

 

八戸市ってこんな街

 

青森県の太平洋側、岩手県との県境にほど近い位置に八戸市はあります。

東北新幹線の八戸駅や東北自動車道の八戸線、さらには八戸~苫小牧間のシルバーフェリーが運航されるなど、まさに県南地域の中核都市としてこのエリアの社会経済・商業を牽引しています。

 

県南地域の中核都市である八戸市。太平洋の豊かな恵みの恩恵を受けて発展してきました

 

また、古くから漁師町として栄え、平成29年度の水揚げ量は全国の主要漁港では第7位と、北東北の主要漁港として確固たる地位を確立しています。

 

主力のスルメイカは水揚量全国1位。丸々太った立派なイカが朝市やスーパーに並びます

 

そんな八戸市に定着しているのが朝市や横丁文化。

特に朝市に関しては、日曜日の早朝に突如漁港に出現する巨大な「舘鼻(たてはな)岸壁朝市」や市民の台所として月曜日~土曜日まで毎日開催される「陸奥湊(むつみなと)駅前朝市」は全国的にも有名なところ。

 

そこは巨大なマーケット。300店舗以上が立ち並び、毎週1~2万人もの来店者で賑わいます(冬場は開催していませんが3月から再開予定)

 

■館鼻岸壁市場の情報はこちら

■陸奥湊駅前朝市の情報はこちら

 

そんな豊富な水産資源と伝統芸能である八戸えんぶりを掛け合わせたまちおこしプロジェクトが、八戸ブイヤベースフェスタ。

新しい漁師町文化をつくろうと、30~40代の水産関係者や漁師が中心となって2012年に立ち上げ、今回で8回目を迎える恒例行事となりました。

 

今年も絶賛開催中!

 

 

それぞれの個性

 

今回お邪魔したのは、八戸市の中心部に位置するフランス料理店「Bistorot Pot d’Etain(ビストロ ポ・デタン)」さん。

 

蔵を改装した素敵な店舗。店舗前に置かれたベスパ(バイク)が目印です

 

岩手出身のご主人と仙台出身の奥さんが17年前に開店し、現在は5人の子供たちも手伝う家族経営のお店で、アットホームな雰囲気が居心地のいい時間を作ってくれます。

店内はとってもおしゃれ。カップルやご夫婦、家族の記念日などでも使っていただきたいです

 

シェフの三浦祐紀さんと2番めのお子さんの杏(あん)さん。仲の良さが伝わってきますね

 

入店して早速コースを注文。

まず、はじめに出てきたのが前菜の盛り合わせ。

 

これだけで1本ワイン飲めそうでした

 

とっても綺麗に盛り付けられていますよね。

お品は左から、

 

1.モルトパンに前沖サバを使ったエリット(パテのようなペースト)を乗せた一品

2.かぼちゃのローストのモロッコ風クスクスサラダ

3.緑豆とうずら豆のマリネと鶏ハムをアンディーブ(チコリー)に乗せた一品

4.キクイモムースに人参をあしらった一品

5.そして手前の赤い野菜がタルティーボ。アンディーブと同じ仲間の野菜でアボガドソースでいただきます

 

と豪華なラインナップ。

食べる機会が少ないフランス料理ですが、どの前菜も手仕事の繊細さを感じられるものばかりでした。

 

次に登場したのが一皿目のブイヤベース。

 

この艶がたまりません

 

平ガニと魚でとったスープのフェンネルの香りが混ざり合っています。スープの具は煮付けたアナゴで、その上にオリジナルのエビ油にひたしたクルトンが添えられています。

 

写真でも旨みの濃厚さが伝わってきますよね。アナゴのふんわりとした身とクルトンの歯触りが心地よい食感を生みます。

皿の底に残ったスープは、コースに添えられたフランスパンに吸わせていただきました。

 

そして、本日のメーンは二皿目のブイヤベース。

 

5酒の魚が添えられた豪華な品でボリュームも十分

 

こちらは香ばしく焼き上げた魚を濃厚なあら漉しソースで食べる「クラシック・ブイヤベース」なんだとか。

にんにくを効かせたアイオリソースが添えられています。

 

使用されている魚は5種類。

八戸沖で水揚げされたマダラ、カレイ、アブラツノザメ、真ゾイ、そして北寄貝。

 

ランチ、ディナーともにほぼ連日満席なんだとか。この日も休むことなく調理していました

 

こちらのソースは一皿目のものより煮詰められているそうで、確かに更に濃厚。

ソースの味を濁さない白身魚と相性抜群です。

 

すでに前菜の時点でワインを飲みたかったのですが、これは白ワインやスパークリングワインと非常に相性が良さそうです。

次は必ず夜に来ますので三浦さん待っててくださいね。

 

使われてるカップ類も可愛らしいですね

 

これにコーヒーがついて2,500円。(税別)

一瞬高いと思うかもしれませんが、手間暇やクオリティを考えると十分満足できますよ。

 

ちなみに、本場マルセイユに「ブイヤベース憲章」という公式レシピが存在するように、八戸ブイヤベースにも2つのルールが存在します。

 

本場マルセイユに習い2つのルールを設定。関係者の連携の良さが垣間見えますね

 

ひとつめが八戸港に水揚げされた魚介類を4種類以上使うこと。そして、使用するハーブや野菜類も可能な限り地元さんを使うことを推奨しているそう。

 

そして、ふたつめが“2度美味しい”こと。本場マルセイユ同様、先にスープだけが注がれ、スープを飲みほしたあとにメーンとなる魚介が加えられ、一度で2度楽しめる工夫が各店舗で用意されています。

 

この日は1店舗しかいけなかったのですが、フェスタ中は14店舗で個性的なブイヤベースが提供されているので、3月までの期間中にあと2~3店舗は行ってみたいですね。

 

■八戸ブイヤベースフェスタ公式サイトはこちら

 

 

漁師町の新たな文化に

 

こちらの店舗は1回目の2012年から毎年参加していて、年を重ねるごとに県外からのお客様も増えているとのこと。

肌感覚だと、県内が7割で県外が3割なんだとか。

 

観光に携わるものとしてはありがたい限りですね。

と言うと、三浦さんは次のように話してくれました。

 

にこやかに話していらっしゃいましたが熱い思いが伝わってました

 

「毎年えんぶりに来て、ブイヤベースも一緒に楽しむ。そんな文化が創れたら素敵じゃないですか。30年後も続いていたら、それは恒例行事ではなく漁師町の新しい文化になります。自分たちの力で新しい文化を創ることを想像したらワクワクしかありませんよ。」

 

文化を創るって、なんか素敵ですよね。

関係者の間でそのイメージを共有できているからこそ、これまで途切れずに開催されていることに納得です。

 

えんぶりは今日が最終日ですが、ブイヤベースフェスタは3月31日まで開催してます!

みなさん、一度八戸市へブイヤベースを巡る旅にいらしてみませんか?

 

漁師町の新しい文化に触れることができますよ。

 

By めぐみるく

Bistorot Pot d’Etain(ビストロ ポ・デタン)
場所八戸市番町2
TEL0178-22-3383
時間ランチ:11:30-13:15(LO)
ディナー:18:00-21:30(LO)※コース注文は20:00まで
その他定休日:日曜日
※駐車場5台あり
※お子様のご入店も可能です(ベビーカー可)

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