全国の、いいえ、世界中の食いしん坊に朗報です!
なんと活きたまま水揚げされる鮟鱇を味わえます。
生きたまま水揚げできる、 奇跡の鮟鱇、ここにあり。
もしかすると、世界中探しても唯一かもしれないその鮟鱇が捕れるのは、津軽海峡に面した風間浦村。
沖合2km、船でもわずか10分の距離に鮟鱇の漁場があり、さらには鮟鱇を生きたまま水揚げできる漁法を採用していることで、新鮮すぎる状態で鮟鱇が食卓に届くというファンタスティックな状況が生まれました。
漁法が違う。
鮟鱇の漁期は、毎年11月中旬から6月まで。
一般的な鮟鱇漁は、海底をずるずると長距離引っ張る「底引き網」が主流ですが、風間浦村では、餌を付けない針で鮟鱇をひっかけて釣り上げる「空釣り」か、20cm四方という大きな目の網で獲る「刺し網」のいずれかで鮟鱇を漁獲します。
あん肝まで刺身で!?
もちろんその身は刺身で楽しめます(地元では“あんきも”まで刺身で食べる人もいるそうです!!)。
鮟鱇はとても貪欲。
大きな口で何でも飲み込んでしまうから、胃袋の中からヒラメなどが出てくることもあるので“お楽しみ袋”と呼んでいますと教えてくれたのは、鮟鱇漁師歴20年という木下清さん。
そんな鮮度抜群な鮟鱇は、2014年に経産省の「地域団体商標」にも登録済み。
12月から3月までの鮟鱇が最も美味しい旬の時期に、生きたまま水揚げされた5kg以上の魚体で、なおかつ水揚げ後に胃袋の中を掃除した鮟鱇を「風間浦鮟鱇」として、都内の鮟鱇料理専門店をはじめ、全国に出荷されています。
やっぱ肝がキモ。
鮟鱇は骨と唇以外はほとんど食べることができるんですよと教えてくれたのは、風間浦村の名湯、下風呂温泉で明治20年代から営業を続ける老舗温泉宿「まるほん旅館」の女将、長谷雅恵さん。
訊けば、風間浦村の鮟鱇は黄みがかった色をしていることから「きあんこう」と呼ばれ、魚体の黒い一般的な鮟鱇と比べて肝の脂が上質で美味しいそう。
鮟鱇漁師とお友達になってみませんか?
鮟鱇漁師の木下清さんは「Facebookでお友達申請のうえメッセージください」とのこと。
世界的にも珍しい「風間浦鮟鱇」の底ヂカラを、みなさんの舌で、鼻で、そして胃袋で確認してみませんか?
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