王様のようなニンニクです。
青森県は国産にんにくの約8割を占める日本一のにんにく産地。
ひとつひとつが大粒で、雪のように真っ白な青森のにんにくは、
「福地ホワイト6片種」という品種で、
何といっても豊かな風味とコクのある辛さが特徴なのです。
ところが、その常識を打ち破る真っ黒で甘~いにんにくがありました。
その名は「熟成にんにく『元気くん』!」。
JAとうほく天間のお店で見つけたのですが、
お妃のように真っ白できれいな(普通の)にんにくの隣で、
まるで王様のように堂々と私を見下ろしていました。
商品を手にとると、
わずかなにんにく臭と何やら妖しげな甘~い香り。
試食品を思わず口にすると、
期待を裏切る柔らか食感とフルーツのような甘味。
「えっ?」という不思議な感覚に包まれます。
でもおいしい。ついつい3個入りを買ってしまいました。
お店の人によると、
独自製法で臭いをカットした地元産のにんにくを海洋深層水に漬け込み、
薬品類を一切使わず温度と湿度調整だけでじっくりと熟成発酵させるのだそうです。
にんにくはもともと糖度が高いため、
熟成させることによってプルーンのような甘味が出てくるのだとか。
健康にも良いフルーツにんにく「元気くん」。とにかく一度食べてみてください。
by義人
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