チリンチリンアイス「特製クリーム」
先週の暑い日、津軽アイスキャンディ屋さんを一回りしてきました。
この中から黒石市のお店をご紹介します。
弘南黒石駅にほど近い、黒石のお店は、創業50年の手作りアイスキャンデー屋さんで、黒石高校の子ども達が頻繁に訪れ、いつしか子ども達から「すとキャン」と呼ばれるようになった子ども達「御用達」のお店です。
アイスキャンディーの製造販売はもとより、こちらは「チリンチリンアイス」の製造所でもあります。
「チリンチリンアイス」とは、リヤカーでカップに入れたシャーベットアイスを路上で手盛りして売ってくれる青森県の夏の風物詩のことです。
すとキャンでも自家製のチリンチリンアイスを手盛りしてくれる「もりもりアイス」があります。
バニラ、バナナ、あずきなどの味がありますが、本日いただいたのは、「特製クリーム」。
創業以来のレシピで作り続けているというこのアイスは、当時珍しかったコーヒー味で、今で言うコーヒーミルク味です。創業した先代が、あこがれの味「コーヒー」を「特製」と名付けたのだそうです。
空気がたっぷり入ることで、ふんわりとした食感で、しっとりとしたコーヒーミルク味なんですが、後味さっぱりの「すとキャン」自慢の一品でした。(ダブルで126円)
さらに、チリンチリンアイスを袋に入れて、平べったくした袋アイスも小売りしています。
大きさはちょうど、プールで使うキック板みたいな形でちょっと小さくしたような感じでしょうか。
お持ち帰りで、パリッ、パリッと割って家族で分けて食べるんだそうです。(900g500円)
すとキャンでは、この他、昔懐かしい「いちごキャンデー」、「ソーダキャンデー」といった棒付きキャンデー(52円)と共に、「あずきアイス」(105円)もあります。
この「あずき」、国内産のあずきを丁寧に炊き、粒を壊さないように棒アイスにふんだんに入れたまめまめしたキャンディーです。
奥が深い黒石を堪能してみてはいかがですか。 byなおき
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