あの「あすなろ履(ばき)」をついに手に入れました。
青森もいよいよ夏らしくなり、
夕方になるとあちらこちらから練習中のねぶた囃子が聞こえてきます。
そんな季節がやって来るたびに欲しかったもの。それが「あすなろ履」です。
明治15年創業の履物屋さん(弘前市)が手作りするこのオリジナル下駄は、
堅くて軽い「津軽桐」に日本三大美林のひとつ「天然青森ヒバ」を組み合わせた履物です。
青森ヒバは、高い抗菌性、消臭作用、水虫抑制効果などが報告されてますが、
あすなろ履はこの青森ヒバをカマボコ状に整形して敷きつめるので、
通気性が高く、汗ばむ時でも不快感を感じることはありません。
さらに底はすべりにりくいゴム製なので音も気にならないのです。
伝統に青森らしさと機能性が組み合わせられた「あすなろ履」。
和装人におすすめのアイテムでもあり、
普段履きとして気軽に愛用していただきたい実用品でもあります。
8月2日から始まる「青森ねぶた祭(~7日)」は
もちろん「あすなろ履」で観賞することに決めています。
※ハネトとして参加する場合、あすなろ履は不向きです。念のため。
男性用6,300円から 女性用5,775円から。
by 義人
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