青森空港の「空弁」に注目!
最近注目しているものの中に、青森空港の空弁シリーズがあります。
今回はこの空弁の第3弾「平目のえんがわ炙り寿司」のお話を少し。
ヒラメは「青森県の魚」として指定されています。
それもそのはず、青森県のヒラメは漁獲量日本一。
なんといっても白身の上品さとエンガワのコリコリジュルジュルの組み合わせは見事なもの。
そんなヒラメに目をつけた空弁、興味がわかないはずはありません。
そうなんです。本日ようやくありつけたのです。
製造者は?と見ると八戸市の「吉田屋」。
あの、八戸駅の駅弁「小唄寿し」のお店です。
「小唄寿し」は私の好物の一つです。
酢飯を知り、魚の酢じめを知り尽くしたあのお店のものであれば、さぞかし・・、と思い、1500円のランチとなったのでした。
さっそく空港の待合室で酢飯の匂いを周りの方に申し訳なく思いつつ、ふたを開けると、さすがは吉田屋さん。バッテラ状態の酢飯の上に、まるで「にぎり寿司サイズに切り取りながらお食べください」と言わんばかりにヒラメが行儀良く並び、そんな寸法に切り取れるよう、小唄寿しと一緒のしゃもじが付いています。
白身が5切れ、縁側が4切れ。どちらも立派なヒラメを使ったんだと思わせるサイズのもの。
このクラスのヒラメなら、と改めてお値段に納得。
自分で勝手に目を楽しませ、どちらから先に、と考えもせず、いきなりメインディッシュの「えんがわ炙り」から行ってしまった私。
刺身と違い当然にこりこり感はなくなっているものの、あのジュルジュル感は健在。
特製タレにつけ込んだというお味は、ヒラメの上品さを失わせてはいません。
続いて白身はと、しゃもじでブロックにし、大きな口でがぶりといくと、あっさりすっきりの仕上がり。
刺身もいいけど、しめさばならぬ、しめ平目もなかなかの奴と、ちょっと一人でニヤニヤの時間でした。
第4弾は、「漬けまぐろ寿し」(1050円)と青森空港ビルで発行するフリーペーパー「エアポート青い森」に掲載されてあり、☆次も楽しみだなっ☆なんて思ってしまったランチでした。
by なおき
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