7月17日日曜日、青森市でライブがあったので行ってきた。ライブなんかに行くのは十数年ぶりだが、同僚のYN氏がどうしてもと誘うので行くことにした。アイドルユニット「りんご娘.」のライブだったのは少し恥ずかしかったが・・・。
「りんご娘.」は青森発のアイドルユニット。弘前市に住む樋川さんという人がプロデューサーとなって、元気のない青森を元気にしようと、ボランティア主体で数年前から活動を始めている。ユニット自体は4期目にもなる。今はジョナゴールドとレッドゴールドの2人組のユニットになっている。活動は地元主体だが、しっかりとした活動から割とマスコミでも取り上げられている。
開演時間になると、聞き覚えのある音楽が聞こえてきた。1曲目はどうやらピンクレディメドレーのようだ。懐かしい。それにしても元気だ。ジョナ13歳、レッド15歳の二人は狭いステージの上を元気に踊っている。そして、バックバンド「けの汁」に新たに参加した三味線奏者・渋谷和生さんのソロと続く。渋谷さんは若手ではトップクラスの実力を持つ三味線奏者だけに、聴き応えは十分。りんご娘.のオリジナルを数曲聴いた頃には、何気に楽しんでる自分に気づき、少し照れた。後半になると、再び渋谷和夫さんが登場。ポップな曲に津軽三味線の音色が小気味よく響き、りんご娘.の歌に色を添えている。なかなか素敵な音楽になっている。そんなこんなでこの日のライブはしっかりと楽しんでしまった。

一度仕事でりんご娘.の二人とは話したことがあるが、普段の彼女たちは普通の中学生で、何にでも笑い転げていた。しかし、ステージの上の二人はひたむきに、元気に歌い踊っている。まさに「アイドル」。同じ青森出身ということを差し引いても、その姿を見ていると応援したいという気持ちにさせられる、そんな魅力を持っていた。(同僚のYN氏などは、ライブ後、ジンギスカンを食べながら応援団を作らねば!と息巻いていた(笑))
9月には樋川さんが立ち上げた地元レーベル会社から、全国に向けてCDが発売されるという。たくさんの人に彼女たちの歌を聴いてもらい、ぜひ彼女たちのステージを見てもらいたい。(※写真は別の機会に撮影したものをお借りした。)

YOSHIHITO