肉がうまい!あおもり短角牛のバーベキュー。
青森市「八甲田憩いの牧場」で開催された『八甲田牧場まつり』に行きました。
いろいろなイベントがある中で、われわれが目指したのはただひとつ。八甲田牛です。
八甲田牛とは、北東北で昔から飼われていた在来種「南部牛」にショートホーンを交配し、
永年にわたって改良を加えてきた「あおもり短角牛」のひとつ。
八甲田山麓の大自然でのびのび育てるためその名が付けられた八甲田牛は、
脂肪が少ない健康的な赤身肉で、脂身ではなく肉そのものがホントにうまいのです。
肉は見事な濃紅色。脂身は牧草をたっぷり食べた証でもあるクリーム色。
肉質はきめ細かく、ガッシリとハードな歯ごたえなのに肉汁はしっかりジューシー。
極上と言われる「霜降り和牛」のやわらかなそれとは明らかに異なる歯ごたえです。
脂のうま味に惑わされない肉そのもののおいしさは、
黒毛和牛に対峙するまさに”もうひとつの頂点”と言えるのではないでしょうか。
この日は750グラムの八甲田牛(モモ肉)を3人で堪能してきました。あー幸せ。
その八甲田牛。
生産頭数が極めて少ないらしく、地元でもなかなか手に入りにくいのです。
幸いなのは高級ステーキレストランが扱うロース肉以外は予想以上に安いこと。
なんでも、濃い色とクリーム色の脂身が、和牛になれた方々には敬遠されているのだとか。
おいしいのになぜか安い!
是非試していただきたい、イチ押しの特選素材です。
by 義人
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