コロンブスも食べた(?)赤豚の純粋種!
青森の夏といえばやはり「青森ねぷた祭(8月2~7日)」が代表的ですが、
県内にはそのほかにもさまざまな祭りが伝承されています。
私のおすすめは、280年の歴史と伝統を誇る「八戸三社大祭(7月31日~8月4日)」。
歌舞伎と伝説を題材とした二十台以上の山車が壮麗豪華に市内を彩り、
ねぶたとはひと味違う雅やかな熱気が街中にあふれます。
その八戸市で”赤豚”と呼ばれる「デュロック」の純粋種を見つけてしまいました。
デュロックはアメリカ原産の種類ですが、その歴史は古く、なんと大航海時代に持ち込まれたものなのだそうです。
きれいなローズピンクの肉色。きめ細かくジューシーな肉質。さっぱりしていて甘味がある純白の脂肪。冷めても硬くならないソフトな弾力。ロースなどには霜降りと呼ばれる脂肪が交じり、その美味しさは格別なのだそうです。
JR八戸駅から歩いて10分くらい、県の出先機関が同居する県合同庁舎近くのレストランで、なんとその赤豚メニューを食べることができます。
赤豚トンカツに赤豚味噌焼き、赤豚ソテー、赤豚しょうが焼き、赤豚しゃぶしゃぶなどなど。
シェフおすすめのソテーを食べたのですが、これがまた絶品。
豚肉を食べて久しぶりに”うまい”と感動しました。
肉の味はもちろんですがなんといってもあの弾力と香りは最高です。
赤豚といわれる豚肉は全国にありますが、
ここのはアメリカにまで渡って探し出した原種に近い本物なのだそうです。
この赤豚を食べたら、ほかの豚肉には満足できなくなるかもしれませんよ。
ちなみに写真左上に見える付け合わせは「アピオス」という青森特産のすごいイモです。
by義人
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