今年も無事「嶽きみ」を食べました!
8月もとうとう最後の日。
行こうと思ってなかなか行けなかった岩木山の麓に行ってきました。
目的はひとつ。日本一やわらかくておいしい「嶽きみ」を手に入れるためです。
岩木山の麓で育てたうま~いとうもろこし
岩木山麓の「嶽地区」で栽培されるとうもろこしを「嶽きみ」と呼びます。
昔は自家用として栽培されていたそうですが、糖度が他の2~3度も高く甘くておいしかったことから、その噂が口コミで広がり、今では「日本一うまい」と有名になってしまいました。
「嶽きみ」がこんなにおいしいのは、昼夜の気温差がかなり大きい嶽地区特有の気候の中、有機質たっぷりの肥沃な土壌で、通常のとうもろこしより日数をかけてじっくりと熟成させるから。群を抜く甘さと濃厚な味でとっても人気が高いんです。
嶽きみをおいしく食べたいっ!
おいしい嶽きみをよりおいしく食べる方法は、やはり岩木山麓まで行き、澄み切った空気と爽やかな風の中で、お店のおばちゃんが茹でてくれた熱々をその場でただガムシャラに食べることです。しかも粒をこぼしたり食べ残したりすくらいの猛スピードで。ちょっと(かなり?)行儀悪いくらいがとても気持ちいいのです。
ハッとわれに返り、「ヤバっ」と振り返ると、「うめべ?」とおばちゃんがニコニコしていました。
品種いろいろ。急いで急いで。
嶽きみの品種は、全部黄色い「恵味(めぐみ)」や「味来(みらい)」に「みわくのコーン」、白と黄色が混じる「ゆめのコーン」など複数あります。どれもこれもおいしい品種ですが、嶽地区でつくられる嶽きみには品種を超えたおいしさが備わっているようです。収穫・販売は8月中旬から10月10日頃まで。さあ農家の直営店が建ち並ぶ”嶽きみ街道”に急いでください。(お取り寄せもできます。)
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