「かぶ」といえば秋から冬にかけてが旬ですが、青森には夏から初秋に旬をむかえる美味しい「こかぶ」があります。知っている人にはすっかり有名な「野辺地のこかぶ」です。
野辺地町は冷夏の原因となるヤマセ(オホーツク海から東北地方北部に吹きつける冷たい北東風)の常襲地帯です。冷夏に見舞われることもしばしばですが、このヤマセがもたらす冷涼な気候こそ、こかぶの生育にピッタリなのです。
6月から10月にかけてが出荷のピークです。より新鮮なまま全国にお届けするため、気温が上がらない夜明け前の午前3時頃から収穫します。
皮までおいしい野辺地のこかぶ
ヤマセが育む野辺地のこかぶは、絹のようになめらかで、皮がうすく、驚くほどジューシーです。皮をむかずに生でそのまま食べてもとってもやわらかく、しかも甘~いのです。浅漬けにしてもおいしくいただけますが、素材の味を生かした味噌カナッペがイチ押しです。
県内の主なスーパーでお買い求めできますし、JA野辺地町からもお取り寄せ可能です。
by 義人
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