八戸市の◆八食センター◆は、まさに市民の台所。
80,000平方メートルもの敷地に、な、なんと4,150坪の売り場を持ちます。
活きのいい鮮魚で評判の市場で、実は知る人ぞ知る、おいしいものを見つけてきました。
なんぶや「みそおにぎり」 100円
八食センターオープン当初から営業している「◆なんぶや◆」の「みそおにぎり」。
見た目は、何の変哲もないみそおにぎりですが、やはり、訳がありました。
精白しすぎないようにしたなんぶや特製のブレンド米をやさしく炊き、甘めのみそなどを使った合わせ味噌を塗り、丁寧に焼きます。
そして、中に入れる具が、「みそ大根」。
三戸町の朝市で仕入れるみそ漬けの大根は、カリッコリッと食感のいいどこかなつかしい味。
お味噌に香ばしいごはん、そしてみそ大根。ベストミックスでした。
この焼きおにぎりは、カウンターに並んだおかずをお好きなように選んでお好み定食にしていただくてもOK。1個100円ですが、南部地方の風土に触れられる一品ですよ。
マルシャン「もちもちドーナツ」120円
八食センター内のパン屋さん「◆マルシャン◆」もオープン当初からの営業です。
人気の「もちもちドーナツ」が生まれたのは、15年前。
ある日、八戸の港「鮫」を歩いていると、そこでおばあさんの「笹餅」が非常に売れていました。「笹餅をパンにできないか?」と試行錯誤しながら、パンの中に特注の小さな草餅を入れ、このドーナツが誕生したのだそうです。
揚げパンの中にびっしりと草餅が入り、どこを食べても揚げパンならではの香ばしさとお餅のモチモチ感があり、甘さを抑えた餡と揚げパンが絶妙にマッチします。
最後に口の中によもぎの風味が残り、「」1度食べると止められない」、「寄ったら必ず買っていく」と熱心なファンがいるのも、なるほど、とうなづけました。 byなおき
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