おせちもいいけど、お肉もどうぞ。
青森県内では超有名な銘柄牛なのに、このブログでの紹介がおそくなってしまいました。
お待たせしました。
青森県五戸町倉石 ここにはわずか8戸ですが、とびっきりの黒毛和牛を肥育する匠達がいます。匠が創り上げる牛の名は 「あおもり倉石牛」。
年間300頭というあまりにも少ない生産量から「幻の倉石牛」と呼ばれてきました。
市場の評価は、平成15年7月11日(金)、全農が東京都中央卸売食肉市場で主催した「第5回全農枝肉共励会」において、最高位である「名誉賞」を受賞し、結実します。
北は北海道から南は九州佐賀県の全国20都道県から出品された200頭による最高評価(「日本一」)を獲得した瞬間でした。
「血統7割、肥育3割」と言われる黒毛和牛の品質を「血統7割、肥育4割」で押し上げた肥育農家の努力が実り、日本一の評価を獲得したのは、倉石の沼沢さん。
枝肉の成績としては、BMSが最高のNO12で、枝肉自体も質・量ともに申し分なしのものだったようです。
今回の出品牛は、三沢市の酪農家で現在、黒毛和種の肥育経営にも取り組んでいる高橋さんで生まれ、生後10ケ月まで育成されたものだそうです。
この間の哺育・育成は高橋さんが酪農経営で会得した技術、すなわち、早期に離乳し、良質な粗飼料を十分に与えて、反芻胃の発達を促すといった育成の基本に沿ったものだったようです。
こうした骨づくりや腹づくりができた仔牛が肥育の匠と出会い、惜しみない技術と愛情が注がれた時、最高級の牛肉が生まれたのでした。
口いっぱいに広がるうま味を堪能したい。
倉石牛は、八食センター内の精肉店や青森県内のデパ地下などで購入できますが、とにかく食べてみたい、という方にはJR八戸駅で販売されている「倉石牛めし」がオススメです。
たっぷりの倉石牛がおいしいご飯の上に乗ったJR八戸駅限定の駅弁です。
お手軽に本物のお味が楽しめます。(価格:1,000円) byなおき
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。