冬の白神トレッキング行ってきました。
参加したのは総勢13名。
東京からの人が多く、冬山に対する抵抗もあってか
途中「行きたくなさそう」な雰囲気で溢れていましたが、
トレッキング後の温泉をエサに全員参加となりました。
冬の白神トレッキングの入口に到着したのは午後1時頃。
防寒具で身を包み、スノーシュー(かんじき)を履いて出発。
ガイドクラブ「エコ・遊」の土岐さん達がガイドです。
「新雪に自分の足跡を残すように歩くんだよ」
土岐さんはこう言のですが、
意外と大変なのでついつい他の人の後を歩いてしまいます。
最初のうちはなだらかな登りが続くため、
「ずっと山登り??」と少し憂鬱にもなりましたが、
少し登ると平たんな場所に。
この辺りからみんなの様子が変わり始め、
昨年会社を定年退職したI氏が、
突然大の字で雪の上にひっくり返り「気持ちいい」と喜び、
フリーで仕事をしているI氏が「人拓作る」と雪に飛び込んだり。
更に少し登り、30メートルくらいの斜面を見下ろすところで、
ガイドの土岐さんがお決まりの一言、「ここ降りて」。
最初は恐る恐るですが、3歩目辺りから、
「面白い」「これは楽しい」という歓声が森に響きます。
そこから先はみんなの気分も高揚し、
何をやっても楽しくなり、
寝そべっている人を見ると「埋めちゃえ」などと言いながら雪をかけ、
いい年をしたオヤジの集まりのはずなのに、
みんな「ガキ」になって遊んでいました。
帰り道はスノーモービルに乗せてもらえるなど、
最後の最後まで楽しいこと尽くしでした。
今回一緒に行った中の一人、33歳のN氏は、
前日まで2週間に渡り熱が引かないという最悪な状況でのチャレンジでしたが、
この白神トレッキング終了後、
一応携帯してきた体温計で熱を測ると、すっかり引いていたそうです。
白神の癒しの力は偉大です。
そしてそれ以上に、「外で遊ぶ」ことの素晴らしさを感じました。
by YOSHIHITO
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