まるごと青森

twitter facebook rss
”カライモ”と呼ばれる懐かしいイモ 「キクイモ」

”カライモ”と呼ばれる懐かしいイモ 「キクイモ」

特産品・お土産 | 2006-01-31 13:54

カライモ
カライモ(=唐芋)と言えば一般的に「サツマイモ」を指すようですが、青森では、外見が生姜のようでもある「キクイモ」をそう読びます。最近見かけなくなった懐かしい食材の代表です。

”カライモ”と呼ばれる懐かしいイモ 「キクイモ」

キクイモは、花が菊に似て、地下に多くの芋ができることからそう呼ばれるようですが、地方によって、イモギク、イモヒマワリ、イットイモ、ハナイモなど呼び名は様々。青森ではなぜか「カライモ」と呼ばれています。

キクイモの歴史
キクイモが日本に伝来したのは幕末から明治時代初期。主に家畜の飼料とされ、一部で漬物用に利用される程度であったようです。食料として注目を集めたのは戦後の食糧難時代。おいしいとは言い難いイモですが、「作付統制野菜」に指定され、国民の飢えをしのぐ代用食として配給されました。

おいしい食べ方
青森でも、貴重な代用食として各地の庭先や畑に植えられていましたが、アクが強いので生食や煮物は不向き。一番おいしい食べ方はやはり”漬け物”のようです。よく食べたのは、梅の汁に漬けた「紅漬け」や「みそ漬け」、「粕漬け」。見た目ではどれもそそられませんが、いざ口にするとパリッポリッとした食感がとってもおいしい、それはそれは妙味のある漬け物でした。

”カライモ”と呼ばれる懐かしいイモ 「キクイモ」

西洋では、アメリカインディアンのトピナン族が食べていたことにちなんで、トピナンバーとかトピナンプールと呼ばれます。フランス料理やイタリア料理では、よく利用される食材なのだそうです。私は食べたことないですけど・・・。

天然のインスリン
そのキクイモには、血糖値の上昇を抑える働きがあり”天然のインスリン”と呼ばれている「イヌリン」が豊富に含まれていることが分かっています。ドイツやイタリアではキクイモの研究が進み、今では糖尿病克服の「切り札」として注目を集めているのだとか。

懐かしいキクイモ
食べる機会はめっきり減ったものの、何気なく食べていた(食べさせられていた?)「キクイモ」が、こんなに素晴らしい機能性を持っていたとは実に驚きです。懐かしくなって探したところ、南部町(名川地区)の道の駅「チェリーセンター」でやっと見つけました。青森市(浪岡地区)、七戸町、三戸町の産地直売所でも時々出回るという噂です。カライモはもう栽培されていないのでしょうか。 

by 義人

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

ラーメンスイーツまち歩き伝統工芸郷土料理ツアー自然りんごねぶた・ねぷた果物カフェ・レストランお酒野菜魚介肉・卵田んぼアート三味線歴史・文化アート食堂ヒバ鉄道三内丸山遺跡奥入瀬渓流山菜・きのこ米・パン・穀物寿司居酒屋・バー種差海岸十和田湖マグロご当地紅葉ランチグルメ弘前ブナコ津軽白神山地絶景ウニ津軽海峡カレーお土産蔦沼新緑弘前公園弘前城八甲田岩木山毛豆太宰治温泉自転車津軽弁缶バッジカンバッジおみやげ津軽弁缶バッジ寺山修司八戸ブックセンターイルカ陸奥湾フェリー尻屋埼灯台尻屋埼寒立馬灯台ジオパークガイドおにぎりうにぎり岩のり寒海苔カフェコーヒープリンおやき三社大祭館花岸壁朝市宵宮美術館青森土産津軽土産パッケージ買い金魚海藻わかめe-sportsお盆迎え火・送り火嶽きみ熱帯魚日記ポップ横丁最強毛豆決定戦きのこアニメクラフトイベント唐揚げ和栗スタンプスーパーハンココケシクリスマス焼き鳥雪見温泉露天風呂鮟鱇あんこう風間浦鮟鱇ハンドメイドインバウンドお家でシリーズ植物担々麺辛い種差グランピング月見アナログレコード青森県、色彩妖怪JOMONトーク万年筆ステンドグラス#郷土料理#お家ごはん#料理BUNACO#だし

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ

青森県の暮らしぶりを訪ねる旅