まるごと青森

苦くて美味しい伝説のいも「トコロ」

苦くて美味しい伝説のいも「トコロ」

特産品・お土産 | 2006-02-07 12:34

青森県には不思議な食べ物が今でも残っています。
とても苦い「トコロ」がそのひとつです。

トコロとは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草。茎は蔓になって伸び、葉は自然薯などヤマイモと間違えやすいハート型、食用とする根茎(いもの部分)は不規則に分かれ、ひげ根をたくさん出します。とても苦くてそのままでは食べられません。灰汁で煮て流水にさらし、やっと食べられるようになる。それでも食べたい不思議なイモです。

苦くて美味しい伝説のいも「トコロ」

青森県南部地方のあちこちの家では、山からとってきたこのイモを、朝暗いうちから煮たものだそうです。小さなイモですが、なかなか煮えがたく、煮えるまで4時間も5時間もかかります。イモを煮るとどことなく甘酸っぱい香りが漂い、その香りに誘われるように、その日だけは子供達も早起きをするのだとか。イモはとても苦いのに、煮ると甘い香りがするから不思議です。

この地方では、灰汁を入れてゆっくりと煮込み、冷ましたトコロをそのまま食べます。好きな人には、あの苦さとまとわりつくような歯触りがたまらないのだそうです。不快さがおいしいとは、何とも不思議な食べ物です。

トコロの不思議をもうひとつ。この苦味、男性にはとても不快です。子供はもちろん無理でしょう。しかし、女性は初めて食べても不快感はないらしく、むしろ美味しささえ感じるというのです。職場でも試しましたが、ほとんどの男性が口から出してしまったのに、女性たちは平気で、いきなり数個食べてしまう人も・・・。女性だけが耐えられる苦味なのでしょうか。

ほとんど見かけることがなくなったトコロは、南部町(旧名川町)の直売所「チェリーセンター」で、たまーにですが、今でも手に入れることができます。 by 義人

トコロの健康効果はこちら

トコロの成分で注目されるのはサポニンです。渋み、苦味、えぐみの原因ともなる成分ですが、水と油の両方に溶ける性質を持ち、血管についたコレステロールを除去したり、血中脂質を低減させる働きがあることが明らかになっており、血栓をつくるもととなる過酸化脂質の生成を抑えることも分かってるそうです。また、非常に豊富な食物繊維はお通じを改善し、腸内の有害物質の排出を促してくれます。

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

食堂ブナコ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣りヒバ津軽八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳鉄道青森岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜りんご三内丸山遺跡白神山地毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食ねぶた・ねぷた奥入瀬渓流絶景太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能果物山菜・きのこウニ温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶりカフェ・レストラン米・パン・穀物津軽海峡自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物お酒寿司白神山地周辺津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメラーメン野菜居酒屋・バーカレー缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理スイーツ魚介種差海岸まつりカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンまち歩き肉・卵十和田湖アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACO白神山地体験レポート伝統工芸田んぼアートマグロお土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし青森県郷土料理三味線ご当地蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アートアウトドアツアー歴史・文化紅葉新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館自然アートランチライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然グルメ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ