最終回 「必見!さくら見どころガイド」
5回に渡って弘前のさくらを10倍・・をこのブログで紹介してきました。
「そんなこと知ってるよ!」という方も、また「へえ~」という方もいらっしゃったのではと思いますが、まつり期間のお客様を見てると、進むコースが何か決まっている方が多いようで、そんな時、こっちにもこんな弘前のさくらがあるのに・・とか、ここからのビューもいいぞ・・、などと”おせっかい心”が沸き上がってきていたところに、ちょうどこのブログ。
少しずつさくらの咲く頃に向けてお伝えしてきました。
下手な文章で自分の感動を全て伝えられていない心残りもありつつ、今回が最終回です。
棟方志巧が命名したシダレザクラ
下乗橋を渡り、天守に向かうと左手にまるで鶴が羽を広げたように枝を伸ばした「鶴の松」と右手に「亀の石」というおめでたい名前が付けられた名所を観ることができます。この「亀の石」の向こうに見えるのが、志巧が命名した「御滝桜」です。
お濠に向かって滝が流れ落ちる! そんな勢いのあるシダレザクラ。
写真にもあるとおり、夜桜もサイコーです。(以前の図面⑤)
弘前のさくらは4番バッター揃い
天守を正面に右手に「御滝桜」、そして左手にあるのが、「弘前シダレ」と呼ばれるシダレザクラです。
太い枝を大きく伸ばし地面に届きそうなほど垂れ下がり、見上げるとまるで花火を観ているようなみごとさです。樹木医など弘前公園を管理する匠たちの技と努力は、愛する巨木の体力年齢をいつまでも若々しいものにしてます。(以前の図面⑥)
※中段の写真2点は、棟方志功が描いた
弘前さくらまつりのポスター画。
右側は、外堀のさくらと岩木山です。
(以前の図面⑧)
「弘前」と名の付くさくらを見つけよう!
弘前公園には約50種類のさくらが植えられています。その中でも三の丸ピクニック広場にあるのが、「弘前雪明かり」という品種。花は淡い紅色の八重咲きで大輪、満開になると白っぽく色変わりをします。もともと弘前市内にあった木で、有明という種が変化したものと考えられています。89年に命名されました。(以前の図面⑩)
「西濠」を見ずして弘前のさくらは語れない
弘前公園の西側にある大きな濠、それが西濠。さくらにすっぽり包まれるこの濠ではボートを浮かべたカップル達を見ることができます。
通常は春陽橋から西濠を望みますが、10倍楽しく観たい方にお勧めのスポットが一陽橋を渡り一度園外に出た場所。さくらとお濠と春陽橋を望むスポットです。弘前のさくらを知り尽くした方々からのとっておき情報です。(この写真は春陽橋から 以前の図面⑪)
右も左も上も下も・・
まさに「さくらのトンネル」
西濠沿いの園路は「桜のトンネル」と呼ばれる左右に大きなソメイヨシノがある並木道です。この道のお勧め散歩時間は「朝」。
満開の頃、この花びらが敷き詰められたパステルピンクが眩しいさくらのパノラマ散歩道を独り占め。
早起きして絶景の桜トンネル。超~最高の贅沢散歩です。 byなおき
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