北彩紀行2006 夏・秋号が発行されます!
今回の夏秋号、いつもより少し遅くなりましたがようやく印刷所から上がってきたようです。
これから、主要観光施設等へ一斉に配布されます。
手に取れる日も近いと思います。
今回の北彩紀行の特集は、「十和田湖国立公園指定70周年」です。
アメリカの国立公園に習い、昭和6年に国立公園法が制定され、9年に瀬戸内海、雲仙などが第1次指定され、富士箱根、吉野熊野などと共に昭和11年2月に指定されたのが、十和田湖国立公園です。
その後昭和31年に秋田・岩手にまたがる八幡平を追加し、名称も今の十和田八幡平国立公園となります。
十和田湖は、国立公園に指定される以前から、その名声を高めていっていました。
大正5年(1916)には、中央新聞社による「日本避暑三景」第1位。
昭和2年(1927)には、「日本八景」湖沼の部で第1位。
昭和3年(1928)には、十和田湖・奥入瀬渓流、天然記念物に指定と、いよいよ評価も高まってきていたところに、国立公園の指定。県民が沸き立ったようです。
戦後も、昭和27年(1952)には、十和田湖・奥入瀬渓流が「特別名勝」に指定され、
昭和28年(1953)には、高村光太郎による「乙女の像」が建立されます。
夏でも冬でも、晴れでも、雨でも、朝でも夕方でもいつでもその移ろいで、毎回新しい美しさを見せてくれる十和田湖。
この美しさ、後世に残すのも十和田湖から今、感動をもらった私たちがすべきこと。
十和田湖国立公園指定70周年。
こうした周年のタイミングは、青森県のアイデンティティーでもある、この湖からの恩恵と感謝を改めて思わせてくれます。 byなおき
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