まさに 「ひと夏の経験」
【NO2 「ひと夏の経験」 250円】
日本有数のさくらんぼ産地である、南部町名川地区(旧名川町)には、特産のさくらんぼがまるごと1個入ったチェリーアイスクリーム「ひと夏の経験」があります。
さわやかな絵が描かれたラベル。
横には乳脂肪分は10.0%と県内のアイスの中では、決して多くはない数値。
とりあえずフタを開けようと思ったら右側にこんな「記載」。
【おいしい召し上がり方】
◇フタを開け、3分ほどしてからお召し上がり下さい。
◇生のサクランボは一番最後にお食べ下さい。
アイスクリームをおいしく食べる方法は、溶かすこと。
スプーンにまとわりつきそうになった時がおいしい、とあちこちで聞いていたので、なるほど、と感心。
「生のサクランボ」がある?・・・・と、おもむろにフタを開けたら、なんとそこには、立派なサクランボが鎮座。
幾分ピンク色がかったアイスクリームの中にも、ふんだんにさくらんぼの果肉が入っていて、食感のツブツブ感はなんとも言えず心地よく、アイスらしい甘さの中にほのかに香るさくらんぼ、そしてそのさわやかな甘さがまた気分を良くしてくれます。
コテコテのアイスとは違い、くどさもなく、すっと無くなっていく感じ。
マニュアルどおり、クリームを全部食べ終わったところで、いよいよこの「さくらんぼ」をいただくと、ガリガリ凍っていただろうと思えるサクランボがシャーベットぐらいの堅さになっていて、ああナルホド!とまたまた感心。
デザートにアイスを食べたあと、また食べたデザートのようで、口の中がさっぱりとする感じ。
まさに、「ひと夏の経験」。
ここで初めて名前の意味がわかり、納得しました。byなおき
◇販売先:名川チェリーセンター
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