青森に来られたお客様を案内して十二湖へ。
個人的には初夏の頃までのブナ林一番好きです。
軽く沈み込む腐葉土の歩き心地は何となく愉快で、
大量の水を蓄えたブナから放出されるミストが、
まとわりつくように体に浸み込んでるくる感じは、
まさに癒しの空間です。
あるガイドさんに、
ブナ林は様々な植生の変遷の後に誕生した最終的な森の形、
極相林と呼ばれる森だと教えてもらったことがあります。
その時頭をよぎったのが、ある宮崎アニメの森の浄化の話です。
森の最終形であるブナ林はきっと浄化された森なんだと感じました。
この日はあいにくの曇天でしたが、それでも青池は美しく、
神秘的な「青」はこの日もたくさん訪れていた観光客の心を奪っていました。
ブナ林からの絶え間ない涌き水が生み出す透明度と光の屈折が生み出す、
人の業では作り得ない芸術作品です。
さて、これだけの自然を堪能したので、
次は昼食を堪能しに下界へ。
目指すは深浦町の広〆食堂。
メバルの焼魚定食を頼み、
せっかくなのでアワビの肝合えも頼んでみました。
自然を満喫しきった私は、とてもお腹が空いていたので、
当然のようにメバルの写真は取り忘れましたが文句なしにウマイです。
そしてアワビの肝合え。
普段はあまりお目にかかれないアワビの肝の苦みがと
アワビのコリコリの食感が最高の組み合わせです。
新鮮なアワビだからこそ楽しめる味です。
最後に、このブログを見ている方にお願いです。
白神山地や十二湖を訪れる機会あれば、是非ガイドを頼んでみてください。
地域によって料金が異なるので一律に紹介はできませんが、
その料金に見合うだけの最高の感動を教えてくれます。
絶対にお勧めですよ!
by YOSHIHITO
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