お米で作った「ライスクリーン」
昨日、打ち合わせで十和田湖休屋へ。
どんよりとした天気でしたが、お昼頃から晴れ間が見え、午後にはピーカンの天気に。
いよいよ夏らしい天気になってきたな、なんて思っていたところでちょうど、黒石市の道の駅「虹の湖公園」に到着。
見渡す限りのひさびさの青い空。
平日の日中ともあって、人が少なくて寂しいものの、鳥の声や風が木々を揺らすやさしい音まで感じさせてくれます。
実はここ、2週間ほど前にもとおっていて、その時に「ん、んっ?」と見入ってしまった文字がコレ、
「ライスクリーン」。
この道の駅の「黒石ふるさとショップ」と書かれた建物。
たくさんの地場野菜や加工品が並ぶその端っこの窓に張られた、
「ライスクリーンアイス 2色で100円」
「ライスクリーン きいちご味 りんご味」
の文字。
先を急ぐ身でありながら、どうしても気になりお店のお母さんに、この張り紙は、アイスクリームの事なのか、と尋ね、「お米で作ったアイスだよ」と聞いて、「それじゃあ」と、試しに1個注文。
「はいよっ」といただいたのは、
コーンの上に、りんご味、そしてその上にきいちご味の二段重ね。
「なんか、チリンチリンアイスみたいだね。」
なんて思いながら、一口目。
「んんんんん・・・・、うまい。」
キメの細かいしっとりとした食感に突然襲ってくるベリーの風味。
もちろん後味はすっきり。
お米が入る、入らないとは別次元で、単純にディッシュアップアイスのシャーベットとして充分にウマイ。
いいじゃん、うまいじゃん、とペロっ、ペロっとやっているうちに、りんご部分に突入。
さわやかなりんご果汁の甘さの中にしっかりとした酸味。
チリンチリンに亜種でいいので欲しかったこのフルーツ本物感。
・・あっという間で完食。
つい2週間前のそんなこともあって、昨日は2度目の「ライスクリーン」。
気になっていた「ライスクリーン」の命名。
私が勝手に想像していた<rice+clean+icecream>。
クリーンなご飯でアイスクリーム? ・・・・ではありませんでした。
市役所の方にお話を伺ったところ、
アイスクリーム=アイスクリン
ライス+アイスクリン→ライスクリン→ライスクリーン ・・・でした。
ネーミングのサプライズ、味のサプライズ、そしてこのクオリティで100円のサプライズ。
前をとおると寄らないわけにはいかない密かなマイブームになっています。
byなおき
「ライスクリーン」とは
(平成5年4月17日 日本経済新聞抜粋)
米粉からアイスとめん
青森・黒石市のアグリビジネス加工協
青森県黒石市のアグリビジネス加工振興協議会は、県の推奨米「つがるおとめ」の消費拡大のため、つがるおとめの粉をアイスクリームに混ぜた「ライスクリーン」と、めんに混ぜた「ライスめん」を試作した。
ライスクリーンは八月までに、ライスめんは年内に商品化して黒石市の特産品にする。
ライスクリーンは発酵させた米を砂糖やゼラチン、ブドウ糖、粉ミルクなどとミキサーで20分ほど掻き混ぜる。その後、缶に入れて冷凍する。米粉の比率は20~30%。コーンに入れた試作品を1個100円で販売したところ、ベタベタせず、さっぱりした味でこうひょうだったという。・・・・(以下省略)
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