黒石の「リスボン菓子店」
もう昨冬のことになります。
黒石の方から、「夕方、止めた自転車で前の道路の片側車線が通行できなくなるほど近所から人が集まるおいしい、おいしいクレープ屋さんがあるよ」と紹介され、黒石に行くたびに気になって気になって気になっていたお店。
そして、ようやく今年度になって住所を調べ、地図で確認し、準備万端になったところで、電話をすると、・・・・・
「現在、新築改装中・・・」とのお返事。 しょうがない、です。
「6月には・・」ということで、待って待って、6月に電話。
・・・がしかし、「7月からは開けようと思ってるんです。」とのお返事。
そうなんです。約半年の期間待ちに待ったこちらにようやく行ってきました。
建物がセットバックされて、もう駐輪で道路が渋滞するってことはありませんよ。
名前は、「リスボン菓子店」。
何と言っても目指せクレープ、です。
・・・し、しかし店内は、人・人・人。
待つ人もクレープを食べている人もいっぱい。
しかも、ガラスケースにお目当てのもはなし。d0007875_13234866.jpg
伺ってみると、その数日前に、地元新聞の夕刊に載ったんだとか。
待たせているお客様に少しでも早く商品を出したい、とせっせと作業をするご主人と奥様。
そんな大忙しの中、快く写真撮影にご協力いただいた2代目。
店内のイートンインでの一番人気は、何と言っても生チョコバナナクレープ。
リスボンのクレープの特徴は、このクレープ皮のおいしいこと。
ムチッとしていてしかも味がいい。
この皮だけ食べていても十分においしい。しかも、冷めてもやわらか。
この絶品の皮に新鮮なバナナと自家製生チョコクリームがサンドされます。
あまりの忙しさに申し訳なく、注文できませんでしたが、お買い求めされた方々はホント、美味しそうに食べていましたよ。
ワタシが購入したのは、このミニクレープ。
皮、クリームともにイートインで使っているままのもの。
遠方からお越しの方にお持ち帰りいただけるように一つ一つ手仕事で作り上げています。
いちごに使うクリームには、オオエさんが特にこれじゃなきゃ、とお気に入りのいちごソースがトッピングされています。果肉が残るその味は、自家製クリームにピッタリ。
作っても作っても、作った先から売れていくので、ワタシの番が来る頃はもう夕日が差していました。
しかし、その間にスゴイものも見つけてしまいました。
それは、「お誕生日ケーキ」。
そして、ここはリスボン。もちろんクレープのお店。
そう・・・・、「クレープケーキ」です。
本日5時にいただきに来るという常連のお客様の予約ケーキ。
直径によってお値段も違うのですが、クレープを20枚積み重ねるケーキです。
下地のクレープ1枚の上にクリーム、そしてたっぷりのバナナ、そしてクリーム。
その上にクレープをまた1枚、そしてクリーム、バナナ、クリーム、そして皮をまた1枚。
・・・気の遠くなるような手仕事で幾重にも層を重ねていきます。
最後に大きなクレープ皮で大きく包んでクリームで飾ってできあがり。
「絶対、食べたい!」
率直な感想でした。
何かお祝いの理由を作って予約しちゃお。
ブログにアップするのはお盆を過ぎて落ち着いてから、というお約束だったので今になっちゃいましたが、とってもやさしいご主人が一つ一つ丹誠込めて作り上げるおいしいおいしいお店でした。 byなおき
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。