青森駅の「オトキュー弁当」
先週の今日、上京のため青森駅へ。
ちょうどお昼になる時間だったのもあって、旅の醍醐味「駅弁」を物色。
そこで、前から話に聞いていたのにどこで売っているのか、おいくらなのかもわからずいつしか記憶が薄れていた地元の「大人の休日弁当」を発見!
その名も、 「大人の休日弁当 ~津軽物語~」 。
お値段は、・・・え~っ! 驚愕の「900円」!
「大人の休日弁当」といえば、二千円オーバーの懐石弁当のイメージ。
そのブランド弁当の津軽版は、900円。
庶民の味方!と売り切れでないことを祈りつつ、おばちゃんに「くださ~い。」
まだ在庫もあり、無事ゲット。
電車に乗るまで大事に抱えながら、特急白鳥の出発を待ってさっそく取り出します。
山吹色の包み紙の横には、
『青森県産米(津軽ロマン)使用』の文字もあり、そのこだわりにちょっと期待。
ヒモをはずすと、小さめの長方形の容器が二段重ね。
そしてその全容!
「壱の重」は県産米のエース津軽ロマンの「岩木山 若竹ご飯」、そして「下北半島 雲丹ご飯」のツートップ。
「弐の重」には、・・・・これもスゴイ!
「虹鱒の糠漬け」から始まり、「八戸 焼き蒲鉾」、「平内産耳吊り 帆立甘辛煮」、「野辺地 若鶏の治部煮」、「青森地場野菜の煮物」、「軽米 厚焼き卵」、「七戸 長芋の紅梅漬」、「八甲田 山牛蒡」
県産食材にこだわり、これで、900円。
食べる前からお得感いっぱい。
炊き込みご飯には最高の相性、といわれている「津軽ロマン」を2色の炊き込みご飯にするこのセンス。しかもこの上品な味付け。弐の重の存在感を失わせません。
ていねいに煮て焼き、見栄えよく並べられた弐の重のそれぞれ。
どれも豊かな味わいで、早食いのワタシがこのときばかりはちょっと優雅にゆっくりと。
食材へのこだわりや味付けの品の良さなどに満足した幸せ時間を900円のお弁当でいただいた驚きに、青森へ戻ってからネットで調べると・・・、
このお弁当、
「JR東日本の「大人の休日」キャンペーンに連動し2002(平成14)年、青森駅伯養軒から発売した駅弁。本物・高級志向のキャンペーンであるため、通常の駅弁より高価に設定された駅が多いなかで、青森駅は比較的安価で好感が持てる。」
・・・と好意的な記載。
もっと早く出会いたかったお重でした。
これはオススメです♪ byなおき
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