やっぱり田楽
ささげ炒め、みず炒め、なすのシソ巻き、冷やしトマト。
しょう油で炒め、みそで炒め、手を変え品を変え食べてきた夏野菜。
日増しに朝晩涼しくなっていき、毛布を出し始めた頃からが、いよいよ「秋みょうが」。
夏みょうがは、こまかく刻んでいろいろな薬味にしたり、炒め物に投入したりとこれまた使い勝手のいい食材でしたが、秋みょうがはあの独特な香気と辛味が一層引き立つ逸品。
茹でて削り節と酢醤油がてっとり早いと知りつつ、アテを欲しがっていたワタシの中ではナミウサギさんの写真がついて離れず、迷わず「田楽」。
家人はこの独特の香気と後味のあの渋さが残ったような辛味がダメで、ほぼ独占状態。
なので、こしらえるのもセルフサービス(笑)
晩ごはんの支度をする前から、田楽♪、田楽♪と、串を打ち、裏表をさっと焼き、みりんで伸ばしたみそをたっぷりと載せ、みそを焼く。
焦がさないよう、でも香ばしさが高まるようベタ付きして、今だ!と取り出し、できあがり。
この日は、串が8本作れたのですが、お上品に2本だけ写真を撮って、夕食前の豪華なアテに。
みその香ばしさと秋みょうがの何とも言えない芳香とシャキシャキ感。
後に残るあの独特な渋みのような感覚。
ここにみそのうまさの余韻があって、ついつい進む。
もちろん気がつけば、完食。
秋を感じさせてくれるお気に入りの一皿です。 byなおき
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