先週のことになりますが、
日本テレビ系「新・どっちの料理ショー」が最終回となりました。
真面目に、丁寧に作ったものに光を当て、
食材に徹底的にこだわったという意味では
一つの波を作った番組だっと思います。
その最後の特選食材として
青森県の特産地鶏”青森シャモロック”が登場しました。
エンターテイメントな要素も強く、
それだけで素材の評価が決まるわけではありませんが、
9対0で”青森シャモロック”の親子丼が勝ったことは、
それはそれで嬉しいものでした。
シャモロックは青森県畜産試験場が20年の歳月をかけて作り上げたもので、
鶏肉の美味しい要素を上手に引き出した最高の鶏です。
その美味しさは旨味成分の量からも明かですが、
食べてみると確かに普通の鶏とは違います。
ダシを取らせてもすぐれていて、
イベントで食べたシャモロックダシのラーメンの美味さは忘れられません。
少し前に青森の食材の試食会を行い、
その時、”青森シャモロック”の焼き鳥と手羽焼きを出しました。
素人がカセットコンロ程度の器具で焼いただけのものですが、
肉の味がしっかりとしていて、
一口ごとに肉の味が広がるので、
とても豊かな味と感じました。
少しずつですが供給量も増え、
いろいろなところで目にするようになってきた”青森シャモロック”。
普通の鳥肉に比べればずいぶんと高く感じますが、
そこはどっちの料理ショー9対0の実力に免じて目をつぶり、
一度(既に食べたことがある方は再び)試してみてはいかがでしょうか?
by YOSHIHITO
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。